リンキン・パーク「Mステ」放送事故は故意?【ミュージックステーション】
2012年に放送された『ミュージックステーション』通称「Mステ」にリンキン・パークが生出演した。しかしその記念すべき放送の中で放送事故とも言える事態が発生した。当然ファンの間で大きな波紋を呼び、故意のパフォーマンス、番組スタッフのミスなど様々な憶測が飛び交うこととなった。
【新着情報】あの日…日本のために動き出してくれたのは彼らだった。
リンキン・パークがLAで震災復興支援のライブに特別出演!(08/31/2011) - YouTube
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あの日、いち早く日本のために行動を起こしてくれたリンキンパーク。こちらの動画を見るだけでも、テレ朝の行った重大のミスの重さを痛感させられます。
放送事故は、Mステ側の「ミス」ではなく、番組側が「故意」に行ったものだった!?
マイク・シノダ「放送がちゃんとされなくて残念だった。ショーは楽しかったしパフォーマンスは実際にうまくいっていた」
と、自身のツイッターでこのように弁明。彼の言葉同様、視聴者とリンキンパークの演奏の間では、明らかな「ズレ」が生じていたが、会場は至って普通。だが、動画を検証していくなかで、Mステ側の意図的な”調整”が行われていた可能性が浮上したのだ!
こちらが、実際に放送された映像 ※削除されている可能性あり
この動画では、0:30秒辺りからシンセの音が入って来るが、その音を出しているはずのDJが実際にこの音の演奏をし始めるのは、0:38秒辺り。
つまり、約8秒もの音声の”ズレ”があった。というような、あたかもリンキンパークの演奏自体のミスであるかのような報道がなされているが、メンバーの挙動、音声的にはズレていながらも、本人たちは、その8秒ものズレを維持したまま演奏を続けている。
んなわけがない。
通常、これはあり得ない。かな~り不自然だ。
なぜなら、もし楽器隊かボーカルのどちらかが早とちりをしてしまったのであれば、どちらか一方が合わせてくるか、中断せざるを得ないはずだ。
つまり、「ズレを維持する」ということの方が難しい。
しかし、番組終了後のマイク・シノダのツイートで事態は一変する。
マイク・シノダ「僕たちはスタジオではちゃんと演奏していた音声を消して観てくれ」
この言葉は、「映像だけを楽しんで」と言っているわけではなく、「音声を消して、実際の音源をあてはめて聞き比べてくれ」という、マイクの悲痛な叫びなのだ!
ということで、実際に音ズレを修正すべく、実際のCD音源を、そのまま今回の動画にあてはめた映像がYou Tubeで公開された。
※現在は削除されている。
つまり、今回の騒動後のツイートの中で、マイク・シノダが言った、
「放送がちゃんとされていなくて残念」という部分は、「ライブ演奏を完璧に行ったのに、Mステサイドがライブ音声を放送せずに、CD音源を僕らのライブ映像に被せた」ということなのだ!
なぜ、このような行動に出たのか?
これは、今後の海外アーティストの出演にも繋がる大問題なのだ!
CDを流すタイミングを早まり、途中でライブ音声に切り替えなければ対処できないと判断したMステ側
マイク・シノダ「音声を消して見てくれ」
この言葉は、リンキンパーク側のMステへ対する最大限の「反論」だった。
あまりの謙虚さに涙が出る。本当に素晴らしい方たちだ。
本人たちは、生放送+生演奏ということで、相当ピリピリしていただろう。
その最中、ついに始まった生ライブ。
その音声が放送されているかと思いきや、まさかの「CD音声」
番組サイドのミスだと分からなければ、視聴者は、「5、000万枚も売り上げたグラミーアーティストの演奏があまりにも悲惨すぎる」と思われてしまう。
これは、本人たちにとってプラスになるはずの出演が、大きなマイナスになりかねない最悪な事態なのだ。
演奏開始から、生演奏に切り替わるまでの流れ
0:30秒~ なぜか、Mステ側がバンドサウンド(ボーカルは除く)CD音源を流す。
0:38秒~ 本来はここからがスタート。先のCD音声とバンドの生演奏が被さっているのが分かる。(イントロと同じ、キーボードの音が再度流れる)
0:38秒~ CD音源が大きくなり、ついにバンドの生演奏が全くかき消されてしまう。
0:56秒~ ここでバックのライトが赤くなる。つまり、ドラムが入って来た瞬間に連動して赤いライトで演出している点を見ると、スタジオ内は生演奏で完璧に行われていることがわかる。
1:06秒~ 視聴者は、「DJの人は、なんでリズム間違っているのにノッているんだろう?」という、誤った解釈をしてしまう。
1:38秒~ 音が2重にぶつかり合い、ゴチャゴチャとして聞こえる。
1:58秒~ ミスをどう修正していいのか分からなくなったのか、ここで、CD音源をカット。急に音量が小さく聞こえる。
ここから先は、バンドの生演奏を視聴者も見たことになるのだが、約1分30秒もの間、視聴者に対して、「いくら何でも間違えすぎでしょ」と思われるような「誤解」を視聴者に与る。
音楽家に取っては死活問題。Mステ側の営業妨害も甚だしい。
「リンキンMステ事件」 疑問点と問題点
■:疑問点
「なぜ、楽器隊の音源のみ、CDを被せたのか?(ボーカルは全て生で歌っている)」
「なぜ、このようなミスが起こったのか?」
■:問題点
「CD音声を被せる旨、バンド側に確認を取ったのか?」
「明らかにミスの範疇を超えた、”放送事故”でありながら、バンドへの謝罪を即座にしない理由は?」
個人的には上記の点が気になって仕方がないのだが、推測をするに、バンド側が生演奏を行っていることからも、バンド側は、初めから「生演奏ありき」で出演を了承したと思う。
しかし、番組サイドがCD音声を「勝手に」被せたのではないだろうか?
今回の騒動は、単に「ミス」と言う言葉では簡単に片付けられないほど、バンド側に迷惑をかけたことは明らか。しかも世界的アーティストに…
もしも、リンキンパークの生演奏がなかったとしたら、相当悲惨なことになっていたかもしれない。
そしてもう一点、バンド側がせっかく生演奏をやっているというのに、CD音声を被せた行為。
もし今回のミスが起こらなければ、我々視聴者は、チェスターの「一人カラオケ」のみを聴かされていたことになる。
バンド側にも視聴者にも、あまりに失礼極まりない。
生演奏を全国に届けられると思っていたリンキンパーク。
一方では、楽器隊にはCD音声を被せた放送しようとしたテレビ局。
ファンの怒りは募るばかりだ。
検証の結果
最初の動画。
0:30秒辺りからシンセの音が入って来るが、その音を出しているはずのDJが実際にこの音の演奏をし始めるのは、0:38秒辺り
バンド側がミスをしまくっているように映る。
その後、1分58秒辺りで、Mステ側が対処できないと判断。ここから、ライブ音声に切り替える。
ここで、ようやく彼らの生演奏を聞くことができる。
そして、まだ演奏が終わっていないにも関わらず、少女時代のカット割が入る
何から何まで、リンキンパークへの扱いが酷いという印象を受けた。
だが、あのような放送を流されてしまった後も、彼らのことをますます好きになってしまうほどの紳士的なコメントがファンへと寄せられた。
リンキンパークによるコメント
「ショー自体は楽しかった」
「日本のファンの皆、いつもサポートありがとう」
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目次 - Contents
- 【新着情報】あの日…日本のために動き出してくれたのは彼らだった。
- 放送事故は、Mステ側の「ミス」ではなく、番組側が「故意」に行ったものだった!?
- こちらが、実際に放送された映像 ※削除されている可能性あり
- CDを流すタイミングを早まり、途中でライブ音声に切り替えなければ対処できないと判断したMステ側
- 演奏開始から、生演奏に切り替わるまでの流れ
- 「リンキンMステ事件」 疑問点と問題点
- 検証の結果
- リンキンパークによるコメント
- スタジオ観覧者の証言で明らかとなった、番組側のミス
- リンキン・パーク日本語版公式Twitter 番組終了後 マイク・シノダのツイートとファンへ向けた言葉
- 【新着情報】 6月23日 VMAJ2012に出演した際のフォト
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