ラグビーワールドカップのハカ(Haka)のまとめ!フィールドに響き渡る鬨の声
「ハカ(Haka)」という民族舞踊をご存知でしょうか。ラグビー界では有名な話ですが、ニュージーランド代表が試合前に踊っているものです。「ハカ」には一体どんな意味があるのか、なぜニュージーランド代表はこれを踊るのか、気になることをこの記事でまとめました。これを読めば、ラグビー観戦がより面白くなるかもしれません。
↑まとめアイキャッチはキャプテンのリッチー・マコウ選手
リッチー・マコウ(Richard Hugh McCaw 1980年12月31日 - )は、ニュージーランド出身のラグビー選手。ポジションはフランカー。
“ボールのあるところマコウあり”と称されるほど、攻守すべての局面に現れるオープンサイドフランカー。100年を超える歴史の中でも史上最強のキャプテンと評される。
オールブラックスレジャンドたちも口をそろえて「彼こそ真のラグビー選手。素晴らしいの一言」と、大絶賛。
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さて、本題のハカをまとめます。
◆畏敬に満ちたハカに迫る
畏敬(イケイ)とは - コトバンク
[名](スル)崇高なものや偉大な人を、おそれうやまうこと。
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ハカはニュージーランドでは一般的な民族舞踊であり、現在では相手に対し敬意や感謝の意を表する舞として披露されることから、結婚式、葬儀、卒業式、開会式、歓迎式典など、あらゆる場面で目にする機会が多い。
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勇ましく足を踏みならし、体を叩いたり舌を突き出したりして、リズムに合わせて踊ります。同時に大声でたたみかける歌詞は、先祖の系統や部族の歴史を詩にしたものが多いようです。
現在では国賓や海外からの訪問者を歓迎する舞として披露されるほか、ラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)が国際試合前に舞う民族舞踏として有名である。英語で「ウォークライ(War Cry、闘いの雄叫び)」、日本語で「鬨ときの声」と呼ばれる。
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ハカはマオリ族の戦士が戦いの前に、手を叩き足を踏み鳴らし自らの力を誇示し、相手を威嚇する踊りなのです。
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マオリの伝説によると太陽神タマ=ヌイ=ト=ラには2人の妻、夏の女神のヒネ=ラウマティと冬の女神のヒネ=タクルアがいた。ヒネ=ラウマティの産んだ息子、タネ=ロレが踊りを作り出したとされている。
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ハカが、世界的に有名になったのは、ラグビーを通じてなんです。
オールブラックスが試合前にやるハカ。
あのハカというのは「Maori War Cry」とも言います。War Cryつまり「戦闘の雄叫び」です。
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◆ラグビーニュージーランド代表においてのハカ
オールブラックスが最初に披露したハカ「カ・マテ」は、ナティ・トア・ランガティラ族の名高い首長、テ・ラウパラハによって19世紀初頭に作られました。
ニュージーランドのラグビー代表、そしてニュージーランド人の誇り、「オール・ブラックス」。彼らが、試合の直前に、自分たちを鼓舞するために行う戦闘の踊りが、「HAKA」なんです。
ニュージーランド国民の間では、オールブラックスの一員としてハカを舞う事は、
女王陛下から勲章をもらうよりも光栄な事、と見なしている人が多いんだとか!
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最も有名で、オールブラックスが最も多く使ってきたのが "Ka Mate"
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オールブラックスが行うハカほど力強い試合前の儀式を持つ国際チームは他にあまりありません。