「星の王子さま」のすべてを約6分間でまとめてみた

サン=テグジュペリによる名作小説『星の王子さま』。あまりにも有名な作品なので恐らく日本人でも知っている方は多いはずですが、この作品についてきちんと説明しろといわれると、なかなかそれができる人は少ないのではないでしょうか。そんな方のために、この記事で『星の王子さま』のすべてをまとめています。所要時間はだいたい6分間ほどなので、空いた時間にでもちらっと読んでみてください。

■星の王子様 サン=テクジュペリ作

星の王子さま

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『星の王子さま』(ほしのおうじさま、フランス語原題:Le Petit Prince、英語: The Little Prince)は、フランス人の飛行士・小説家であるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説である。彼の代表作であり、1943年にアメリカで出版された。

2015年現在、初版以来、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中で総販売部数1億5千万冊を超えたロングベストセラーである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E3%81%AE%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE

箱根★サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム(はこね サン=テグジュペリ ほしのおうじさまミュージアム)は、神奈川県箱根町仙石原にある「星の王子さま」および作者のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリをテーマとした博物館。

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■あらすじ

僕はある本の絵を見た。「獲物を噛まずにいっぺんに呑み込むおおきな蛇」

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僕は「獲物を噛まずにいっぺんに呑み込むおおきな蛇」書いた。しかし大人は「帽子だ」といい、くだらないことをしてないで勉強をしなさいとつづけた。

僕はもう絵を描こうとはしなくなった。

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ある日、飛行機の操縦士である「僕」は、サハラ砂漠に不時着して星の王子さまに出会う。小人たちは絵を描いてほしいと僕にお願いする。

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王子さまは、僕が描いた絵を「獲物を噛まずにいっぺんに呑み込むおおきな蛇」と答える。
続けてヒツジの絵も描いた。

話していくうちに王子さまは家くらいしかない星から来たと知る

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しかし、僕の質問にはなかなか答えてくれない

王子さまは僕に会うまでにいろんな小惑星を旅していた

▽王様との出会い

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とにかく命令を下したい王様がいた。

しかし惑星には王様以外の誰もいないのです。

そこで王様は王子さまを家来にし、命令を従わせようとしますが王子さまはそれに応じません。王様は「それでは大臣はどうだ?」と言うがそれでも王子さまは命令には従わず、その星を出ました。

「大人って本当に変わってるな」。王子様は旅をしながら考えていた。

▽うぬぼれ屋との出会い

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とにかく賞賛されたいうぬぼれ男がいました。拍手されたら帽子を取って拍手にこたえます。しかし賞賛以外の言葉には耳もくれません。

あきれた王子さまはその場を離れて旅に戻りました。

「おとなって、やっぱりおかしい。」旅の間、王子さまはただそう心の中で思うばかりであった。

▽のんべえとの出会い

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ただただお酒を飲むのんべえがいました。

王子さまは「なんでお酒を飲むの?」と尋ねると、のんべえは「忘れるためさ」と言いました。続けて「なにを忘れたいの」と聞くと「恥を忘れたいのさ」とのんべえ。さらに「恥ずかしいことって、何なの?」
王子さまは、問いただす。

「酒を飲んでいるのが恥ずかしいんだ!」

それだけ言うと、のんべえとの話は終わりました。

「大人たちって、やっぱり、とてもとてもヘンだな」と、胸で思いながら旅を続けるのでした。

▽商人との出会い

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四人目は商人でした。

王子さまには見向きもせず、ずっと計算ばかりしています。商人は初めに見つけたものはその人のものになると言い張り、星を自分のものというのです。

計算は自分の持っている星を数えているよう。

王子さまは、その場を立ち去りました。
『大人って、やっぱり、ものすごく変だ』
王子さまは、旅の間中、ただそれだけを考えていました。

▽点灯夫との出会い

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5人目の点灯夫は今までと少し違いました。

この星は他のどんな星よりも小さくて電灯を1本、点灯夫が1人住むのがやっとです。

この星では30分は30日で点灯も作業も忙しい。

『あの人だったら友だちになれそうだったのに、でもあんなに小さな星じゃ2人もすめないな』そう思い旅立つのです。

王子さまは口にしようとはしなかったが、彼がその星に住めなくて何よりも残念だと思うのは24時間に1440回も日が沈むことでした。

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@tomo098

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