鈴木敏夫が語る庵野秀明と宮崎駿の奇妙な師弟関係!庵野から「風立ちぬ」に参加の申し出も!?
庵野秀明と宮崎駿の師弟関係について、ジブリの名プロデューサーである鈴木敏夫が語ったことを紹介。2人の出会いから、お互いを認めているエピソード、作品のこととなると熱くなり喧嘩をする様子など、近くで見て来た鈴木ならではの視線で語られる話は貴重なものばかり。ジブリ作品の「風立ちぬ」について、「零戦が飛ぶシーンがあるなら描かせてほしい」と庵野自ら参加の申し出があったことも暴露。
■ジブリの名プロデューサーである鈴木敏夫が語る宮崎駿と庵野秀明
出典: ameblo.jp
■二人が出会ったのはナウシカの修羅場真っ只中だった
出典: ghibli.jpn.org
公開が五カ月後に迫った八三年秋頃、制作が遅れて「非常事態宣言」が出されていました。そのとき阿佐ヶ谷の宮さんの仕事場に現れたのが、大阪芸術大学をやめたばかりの庵野秀明でした
■宮崎は庵野の絵を見て即採用!
出典: d.hatena.ne.jp
自分が制作したアニメの原画を持参した彼は、まるで武者修行中の道場破りといった趣でした。宮さんはそれを見て原画担当に即採用します。
いきなり原画に起用したのは、絵の腕前もさることながら、庵野の風貌が凄かったから
■ナウシカの巨神兵は庵野の担当だった
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宮さんがその庵野に担当させたのが、巨神兵の崩壊シーンです。
時間にして九十秒ほどの場面ですが、庵野は巨神兵のシーンだけに三カ月ほどかけていました。宮さんは、原画をチェックしながら、どんどん自分で手を入れてしまうのですが、この巨神兵の部分はほとんど手を入れていない。
■庵野がジブリを出た後も互いに認め合い時々会ったりする仲
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宮さんは、庵野の真っ正直な作品づくりを褒めます。彼のピュアで裏表のない人柄は、庵野作品がウケる理由の一つだと僕も思います。庵野も宮さんが好きなようで、折に触れて、宮さんや僕のところにやってくる。宮さんといると、ホッとするようですね。
■しかし、作品となるとその師弟関係も苛烈なことに
でも、作品となると、容赦はありません。
■宮崎はエヴァを「3分と見れない」とバッサリ
「いや、3分と観られないですね。観るに堪えないですね」
「僕はああいうもの、もういらないんですよ。
■庵野も「魔女宅」以降は駄作と断言
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