乙武洋匡の入店拒否騒動ツイートにリプライし続けた「kimio_」さんの発言内容まとめ
『五体不満足』の著者として知られる乙武洋匡。そんな彼があるお店に行った時、車椅子であることを理由に入店を断られたそうです。この出来事に対する私見を店名を晒してツイートしたところ、大きな物議を醸しました。賛否両論が渦巻く中、「kimio_」という方がずっと乙武氏のツイートにリプライし続け、その内容が考えさせられると話題になっています。この記事では、そんな「kimio_」さんの発言内容についてまとめました。当時の報道を思い出しながらご覧ください。
@h_ototake 乙武様、GANZOの高田晋一と申します、私のスキルが なかったばっかりに本日は御無礼申しわけありませんでした。少ないスタッフで営業しており、大変失礼なんですが、車椅子のお客様は事前に御連絡いただけないと対応しきれない作りになっております、
— 高田晋一 ( Ganzo) (@takosin) 2013.05.18 21:20
.@takosin 高田さま、ご丁寧にご連絡ありがとうございます。また、本日は結果的に予約に穴を開けてしまい、申し訳ありません。こちらが事前連絡を怠ったことで、お店に不測の事態を生んでしまったことにも、お詫び申し上げます。(続く)
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) May 18, 2013
.@takosin ですが、15分ほど階下でお待ちしたのち、ようやくホールの男性スタッフが「手が空いたので、いまから下に行きます」と私の連れに言ってくださったのを押し止めるようにして、わざわざキッチンから出てきて「事前に連絡をいただかないと」と拒んだ意図は理解できませんでした。
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) May 18, 2013
.@takosin また、「忙しいから対応は無理」なはずなのに、店主みずから階下まで降りてきて、こちらの非をなじられたことにも驚きました。「その余裕があるなら、ご対応くださっても…」というのが正直な思いでした。もちろん、こちらもあらかじめご連絡すればよかったのでしょうが。
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) 2013.05.18 21:51
@h_ototake 事前に事情がわかっていれば入り口に近いお席にご案内して入店のストレスを軽減したり、ほかのお客様の入店時間をずらしてスタッフがご案内できる余裕を持たしたり対応させていただきました。本日は他のお客様のご案内が立て続いておりまして乙武様には大変ご無礼でしたが
— 高田晋一 ( Ganzo) (@takosin) 2013.05.18 22:27
@h_ototake ご案内が困難と判断しお断りさせていただきました。お気分をがいされたと思いますが申し訳ありませんでした。もし次回タイミングが合いましたら是非宜しくお願いいたします。ganzo シェフ 高田 晋一
— 高田晋一 ( Ganzo) (@takosin) 2013.05.18 22:32
乙武様のご来店お断りについて。 - インフォメーションを更新しました ginzaganzo.com/info/444903 trattoria GANZO
— 高田晋一 ( Ganzo) (@takosin) 2013.05.19 00:08
Trattoria Ganzo - 乙武様のご来店お断りについて。
ginzaganzo.com
沢山のメールいただきました。大変恐縮ですが、こちらで経緯を説明いたします。
出典: ginzaganzo.com
一連の騒動大変申し訳ありませんでした、ganzo シェフ高田 晋一です。私が土曜の夜、乙武様とお断りの事情をお話した時の事が少し違うので説明させていただきます。私は終始敬語で対応させていただきました。とうちのスタイルとは申してなく2階はエレベーターが止まらなく
— 高田晋一 ( Ganzo) (@takosin) 2013.05.20 12:38
店内は段差があり車椅子の方は事前に御連絡がないとご案内が難しいと伝えましたが「うちのスタイルなんでね」と言ってはない事です。最後にお断りしてしまい申し訳ありませんでしたと頭を下げ謝罪しました。ツイッターは自由で楽しい情報源として使っていましたが、私の過去の行き過ぎてしまった
— 高田晋一 ( Ganzo) (@takosin) 2013.05.20 12:44
ツイートで気分を害された方には大変申し訳ありませんでした。
— 高田晋一 ( Ganzo) (@takosin) 2013.05.20 12:45
@h_ototake
— kimio_ (@kimio_2) May 21, 2013
この件についてツイートする、つまり60万人のフォロワーに向けて発信するのならば、まず自分の不手際を謝罪されるべきです。
そうしなければ、悲しいことですが、「手伝ってもらって当たり前」と言っているように見えてしまうからです。
様々なご意見をいただいています。もちろん、「手伝ってもらって当たり前」なんて思っていません。厚意に感謝もしています。でも、お店のスタッフやほかのお客様など「他者の善意や手助け」なしに車いすユーザーが外食できるお店が日本にどれだけあるか、少しでも気に留めていただけたら幸いです。
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) May 18, 2013
@h_ototake
— kimio_ (@kimio_2) May 21, 2013
様々なご意見を頂いております、と仰られていますが、すべてがこのようなツイートですか?
あなたが本当に車椅子ユーザーが生きやすい世の中を作りたいとお考えならば、
なぜもっと真っ当な発言をリツイートしないのですか?
@h_ototake 私自身があなたの著書を読んで勇気を頂いた人間なので、
— kimio_ (@kimio_2) May 21, 2013
同じ車椅子ユーザーとして、あなたの対応はとても腹立たしく、そして悲しいです。
乙武さんの著書抜粋
五体不満足(1998年、講談社)
出典: ja.wikipedia.org
乙武レポート(2000年、講談社)
出典: ja.wikipedia.org
ほんね。 Ototake diary 2000~2001(2001年、講談社)
出典: ja.wikipedia.org
W杯戦士×乙武洋匡 フィールド・インタビュー(2002年、文藝春秋)
出典: ja.wikipedia.org
残像(2002年、ネコ・パブリッシング)
出典: ja.wikipedia.org
@h_ototake
— kimio_ (@kimio_2) May 21, 2013
「他者の善意や手助け」無しに車椅子の人間が行ける飲食店など、「求めること」自体がおこがましいのです。
それを求めるのならば、その前にお店側に対してまず我々が気遣いをするのが当たり前です。
その気遣いが、少しづつ社会を変えていく原動力になると私は思います。
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目次 - Contents
- 乙武さんの入店拒否騒動、皆さんがご存知だと思います。この騒動に関して、乙武さんに真摯に疑問をぶつける方がいらっしゃいました。
- まず、何があったのか?
- これは色々と議論を呼ぶことに。
- 乙武さんと同じく電動車椅子を利用されているkimio_ (kimio_2)さん、騒動を知りリプライをする。
- kimio_ (kimio_2)さんのTwitterアカウントはこちら
- 乙武さんの著書抜粋
- @kimio_2さん、本気で乙武さんにリツイート(リプライ)を呼びかける
- 乙武さん、公式サイトにて「イタリアン入店拒否について」の記事を掲載
- ついに国会で取り上げられる
- 結局、乙武さんから@kimio_2さんへのリプライ無し