大家族番組『痛快!ビッグダディ』がヤラセだった件

子だくさんの家庭を持つ林下清志氏と家族の生活を描いた人気番組『痛快!ビッグダディ』がノンフィクションではなく、脚本があったことが2013年に明らかになった。家族同士の喧嘩や経済的に苦しい様子など、かなりの部分が番組からの指示であったようだ。

ビックダディ

出典: search.seesaa.jp

林下清志 | ビックダディ

ビッグダディと呼ばれる主役の林下清志さん(46)とその家族の日々の生活を密着取材したテレビ朝日系列の「痛快!ビッグダディ」は、視聴率が高く人気の番組。

家族はこんなに沢山

本当に大家族ですね。

テレビ朝日系列の林下家の物語を放送する人気番組

出典: ja.wikipedia.org

『痛快!ビッグダディ』(つうかい!ビッグダディ)とは、テレビ朝日系列で放送されている大家族林下家を長期取材したドキュメンタリー番組である。2006年9月から2012年10月までに、大家族スペシャルとして26回放送されている。 なお、2007年6月放送分(3弾)のみ、「特捜!ビッグダディ」と題した。

家族は16人にもおよぶ大家族

家族は、夫婦と子5男9女の合計16人。

小豆島12人
両親 - 父・林下清志(柔道整復師)、母・美奈子(家業手伝い)
父の連れ子 - 次女、四男、三女、四女
母の連れ子 - 五男、五女、六女、七女、八女
両親の子 - 九女
奄美大島1人
父の連れ子 - 三男(寮)
豊田2人
父の連れ子 - 長女(歯科医院受付)、長男(柔整師見習い)
横浜1人
父の連れ子 - 次男(会社員)

奄美大島への移住

「経費は全部持つから」との局側の提案にビッグダディが乗った

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隠岐への移住計画

隠岐への移住計画も局側の意向で、最初から地元側が乗り気でないものを、強引に撮影してしまった

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極貧家庭の演出

極貧家庭であるはずなのに、度重なる引っ越し費用、友人から借りたという現在の小豆島の一軒家の購入資金、「島の接骨院」の開業資金等、おカネをどう工面しているのかと数々の疑問があったが、そのナゾも「経費は局持ち」で解けてしまった。

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大家族の皆様

一見すると、全く貧困には見えない。

実は、そんなに「貧乏」じゃなかった?!

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最大の矛盾は金銭面だ。この番組は林下家の家計が貧しく、子ども全員を高校に行かせることを目的に岩手から奄美大島へ移住するところからスタートした。“貧乏”のスタンスは終始一貫、今も変わらない。

だが、ギャラをもらっているからには、豊かとはいえなくとも、現実的にはどう考えても貧乏ではないだろう。それに、これだけ多くの中学生以下の子どもがいれば、入ってくる子ども手当も相当な額になるはず。今回の放送分では車2台、パソコンも所有していることが判明した。貧しいなら、車2台もパソコンも持てないだろう。

喧嘩しないと視聴者受けが悪い?

喧嘩のシーンは全部使われる

出典: www.news-postseven.com

「喧嘩なんて、撮影の中で一番おいしい場面です。だから喧嘩している場面は全部使う。今回も喧嘩っていっても、怒鳴り合いになったわけでも、取っ組み合いになったわけでもない。テレ朝に『喧嘩ばっかりしてるんだ』と問い合わせがすごく来たが、冷静に見ると(喧嘩の回数の少なさも)分かるはず。テレビ局が、夫婦喧嘩を見たいという世間のニーズに応えているだけ。全ては視聴率のためですよ」

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