【大橋仁】総勢300人のセックス!?写真集「そこにすわろうとおもう」についてまとめてみた
2012年、写真家である大橋仁の第3写真集『そこにすわろうとおもう』が発売された。無人島で撮影された、総勢300人の男女がセックスする姿を写真に収めたもので、その圧巻の迫力に各方面が衝撃を受けている。
大橋はデビュー作から“父の自殺”を題材にするなど、一貫して「生と死」を撮り続けている。そんな大橋の作品への反応を紹介する。
男女150人+150人のセックス...。前代未聞の写真集
150人ずつ、計300人の男女が絡み合う姿を撮影した、常識外れの作品
暗闇の中で走り寄ってくる男たち、女たち。300人の裸体が並び、洞窟の中で獣のように交尾する。
中心的なテーマは、男女数百人が入り乱れるオージー(集団乱交)の現場なのだが、その様子を、ここまで徹底して微に入り細を穿って撮影し続けたシリーズは、いままでほかになかったのではないだろうか。
日本の出版状況においては、男女の性器が露出した状態で写っている写真を掲載・出版するのはかなりむずかしい。結果的に、本書では局部にぼかしを入れた印刷を採用した。
その衝撃的な内容に著名人からも驚きのコメントが
出典: www.vice.com
これぞ現代(現在)アートだ。これが、現代アートだ。
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荒木経惟(写真家)
写真集でこんなに楽しんだのは初めてでした!ヤバすぎる!冗談抜きで!世界中の人間に見せてやりましょう!
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浅野忠信(俳優)
写真でしか描けない性。存在。希代の馬鹿者である大橋仁は、それをとてつもないスケールで容赦なく形にしてしまった。
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木内昇(小説家)
生きるとはどういうことなのかをぼくらに問いかけ、その答を見た人一人一人に考えさせる写真だ。つまりとんでもなく恐ろしい写真なのだ。
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中川五郎(フォークシンガー)
すごいのは内容だけじゃない!まさに規格外の写真集!
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実に400ページ。A3サイズ。23,000円。
重さはなんと5キロもある。
限定1500部 赤々舎でのネット販売のみ。
【参照】
赤々舎HP
http://www.akaaka.com/publishing/books/bk-ohashi-sokoni.html
それこそ注ぎ込んだ金なんて、都内で小さな家とか買えるレベルよ。ずっとコツコツ貯めてきた金すべてを注ぎ込んだワケ。
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大橋仁さんのインタビューより
撮影にかかった費用について
生と死を撮り続けるカメラマン「大橋仁」とは
出典: www.cinra.net
偶然居合わせた叔父の自殺現場を収めた処女写真集
出典: www.amazon.co.jp