【閲覧注意】残酷な童謡『マザー・グース』まとめ
英語の童謡として日本でも有名な『マザー・グース』だが、実は非常に残酷な内容が含まれている。ここでは『マザー・グース』の中から残酷な内容のものを抜粋しつつ、なぜそのような内容になったのか考察していく。
『マザー・グース』の概要
『マザー・グース』(Mother Goose)とは、イギリスに古くから口誦によって伝承されてきた童謡や歌謡の総称。イギリスやアメリカで広く親しまれている。しかし実は残酷な内容がとても多い。
マザー・グース (Mother Goose) は、英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡の総称。
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マザー・グースは、英米では庶民から貴族まで階級の隔てなく親しまれており、聖書やシェイクスピアと並んで英米人の教養の基礎となっているとも言われている
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子守唄、物語、数え唄、なぞなぞ、早口言葉など、さまざまな唄を含み、その数は1000とも2000とも言われています。子供が最初に出会う絵本が、マザーグースなのです。
残酷な童謡『マザー・グース』
My mother has killed me(お母さんが私を殺した)
このマザーグースは、親の言うことを聞かない子供に対するいましめのようです。
でも、言うこと聞かないからって食べなくても…
There was a lady all skin and bone(骨と皮だけになった女)※抄訳
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蛆虫の出てくる童謡なんてあるんですね。
There was a man,a very untidy man(一人の男が死んだ)
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これも、片付けをきちんとしない子供へのいましめなんですが…どう見てもバラバラ殺人…。
Ring-a-Ring-o' Roses(バラの花輪だ 手をつなごうよ)
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「バラ」はペストの症状の赤い発疹、「花束」はペストを防ぐための薬草の束、「ハックション」は病気の末期症状、そして最後に「みんな ころぼ」で死んでしまう
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こんな明るい歌に、死の病の象徴が入っていたなんて…。
Lizzie Borden took an axe(なわとび唄)
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このとても残酷な童謡は実在の事件をモチーフにしています。
1892年8月4日にアメリカで起きた、リジー・ボーデンの実父と継母の惨殺事件です。
リジー・ボーデンは結局無罪とされ、真犯人は未だ解っていません。
リジー・ボーデン - Wikipedia
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目次 - Contents
- 『マザー・グース』の概要
- 残酷な童謡『マザー・グース』
- My mother has killed me(お母さんが私を殺した)
- There was a lady all skin and bone(骨と皮だけになった女)※抄訳
- There was a man,a very untidy man(一人の男が死んだ)
- Ring-a-Ring-o' Roses(バラの花輪だ 手をつなごうよ)
- Lizzie Borden took an axe(なわとび唄)
- London Bridge is broken down(ロンドン橋落ちた)
- 『マザー・グース』が残酷な理由
- 理由1:子供を怖がらせて、しつけするため
- 理由2:子供が残酷だから
- 理由3:魅力がある