【ずば抜けたカリスマ性】スゴすぎる!プーチン大統領の生い立ち・経歴を紹介
1952年に誕生したプーチン。あまり裕福ではない家庭に育ったという彼は、一体どのようにしてロシア大統領の地位にまで登り詰めたのでしょうか。この記事では、そんなプーチンの壮絶な生い立ちや経歴について紹介しています。批判も多いプーチンですが、いったん冷静になって彼の人となりを知ることも大切なのではないでしょうか。
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1990年、プーチンはKGBに辞表を提出し、レニングラード市ソビエト議長だったサプチャークの国際関係担当顧問となった。またサプチャークの下で陰の実力者として活躍したため、「灰色の枢機卿」と呼ばれた
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当時の大統領を手助けし、クーデターを未然に防ぐ功績を挙げる
1998年7月にはKGBの後身であるロシア連邦保安庁の長官に就任。この時、ボリス・エリツィン大統領(当時)のマネーロンダリング疑惑を捜査していたユーリ・スクラトフ検事総長を女性スキャンダルで失脚させ、首相だったエフゲニー・プリマコフのエリツィン追い落としクーデターを未然に防いだ。この功績によりプーチンはエリツィンの信頼を得るようになる。
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首相職からロシア連邦大統領へ
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1999年に首相に任命されると第二次チェチェン紛争の制圧に辣腕をふるって国民の支持を集め、同年健康理由で引退を宣言したエリツィン大統領によって大統領代行に指名
2000年の大統領選挙でも圧倒的な人気を集めて過半数の得票を受け当選、正式に大統領となった。
強いロシア再建へ - 国内の財閥団体との対決
石油など資源産業は、ソ連崩壊後に国有企業が民営化される過程で経営権を握った新興資本家「オリガルヒ」たちに握られていた。オリガルヒは儲けた金で政治献金し、エリツィン政権の中枢に座っていた。
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KGB出身のプーチンが大統領になると、プーチンは警察・軍出身者のシロヴィキを登用し、財政再建のため 新興財閥オリガルヒの脱税を取り締まり始め、財閥と対決した。
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オリガルヒは所有するメディアでプーチンを攻撃したが、プーチンは脱税・横領などの捜査でウラジーミル・グシンスキーやミハイル・ホドルコフスキーといったオリガルヒを逮捕して制圧。
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ロシア再建の為、東欧諸国の企業をマフィア式買収
2000年には、アイルランドのオフショア市場に法人登記されたペーパーカンパニーが、ハンガリーのパイプライン網を所有する大手化学会社ボルソドケム(Borsodchem)の株式の25%を買い集めて買収攻勢をかけるという事件が発生した。
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ハンガリー当局が調べたところ、ペーパーカンパニーの所有者はガスプロムの幹部であることが判明し、ロシアが西欧にガスを送るため、ハンガリーのパイプラインを乗っ取ろうとしていることが分かった
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ガスプロムの幹部たちは、プーチンの側近であった。
2003年には、ポーランドの沿岸工業都市グダニスクの精油所の民営化をめぐって、ロシアの諜報機関FSB(KGBの後継機関)の要員がポーランドの大富豪に接近 これらの経済事件は、KGB出身のプーチンの側近たちによって考案されたものに違いない。
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テロリストには「アメとムチ」を使い分ける
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2002年のモスクワ劇場占拠事件では、立て籠もるテロリストを鎮圧するために有毒ガスの使用を許可した。
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この作戦で、テロは鎮圧されたが、人質の市民も巻き添えとなり100名以上の市民が死亡することとなった。
一方、第二次チェチェン紛争時にはイスラム原理主義の浸透に反感を抱くアフマド・カディロフ等の帰順に成功し、彼らの不正規部隊をロシア連邦軍や内務省の指揮下にあるロシア国内軍などの正規軍に編入している
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目次 - Contents
- 第2・第4代ロシア連邦大統領 - ウラジーミル・プーチン
- 2人の兄弟は、プーチン生前に亡くなる
- フリガーン(不良少年)と呼ばれた少年時代
- 将来はスパイになりたい。エリートへの道を進む
- ロシアのスパイ機関「KGB」に所属し、さまざまな諜報活動に従事
- 観光客になりすまして、米・レーガン大統領に近づくスパイ時代のプーチン
- KGB職員から政界へ。新たな道へと進みだす
- 当時の大統領を手助けし、クーデターを未然に防ぐ功績を挙げる
- 首相職からロシア連邦大統領へ
- 強いロシア再建へ - 国内の財閥団体との対決
- ロシア再建の為、東欧諸国の企業をマフィア式買収
- テロリストには「アメとムチ」を使い分ける
- 「独裁者」と呼ばれる一面も
- 数カ国語を熟知し外交を行う。何カ国語を話せるかは不明のまま
- 外交有利の為なら手段は選ばない。世界でも名の知れた遅刻魔
- プーチンは、今までに5回以上の暗殺未遂を経験
- 事実、「大国・ロシア」を復活させた実力者でもある
- 独裁的でも国民に支持され続ける - ウラジーミル・プーチン氏