懐かしき90年代 / 渋谷系アーティスト (Spiral Life編)
1990年代、邦楽の音楽界で1つのムーブメントとなった渋谷系アーティスト。
数々の素晴らしいアーティストが登場しましたが、その中から何組かをご紹介したいと思います。
第四弾はSpiral Lifeです。
Spiral Life
他アーティストへの影響
車谷浩司は数々、アーティスト名義を変えて活動をしているのが、Spiral Life結成前はBAKUのメンバーであった事は有名である。その後、Spiral Life解散後にソロ活動として始動したAIRであるが、BAKU〜Spiral Lifeの流れから一転してラウドサウンドを追求しに行った。当時、邦楽界でのラウドロックサウンドは今よりも認知が高かったわけではなく、AIRは時代的な観点からするとパイオニア的な存在感があった。故に彼をリスペクトする者、そしてフォロワーが次々と現れ、有名な所であるとDragon Ashの降谷建志やRIZEのJESSEなどがAIRからの影響を公言している。
一方、石田小吉は、Spiral Life解散後、自信の活動としてScudelia ElectroやMOTORWORKS(メンバーはL⇔Rの黒沢健一、スピッツの田村明浩、RaFF-CuSSの堀宣良)といったバンドを結成するが、それと同時にプロデューサーとしての色を強める。数々のアーティストのプロデュース業に携わる事になるが、中でも有名なのがスピッツである。スピッツの「ホタル」「放浪カモメはどこまでも」「遥か」「夢追い虫」といった楽曲は、石田ショーキチ(※Spiral Life解散後はカタカナに改名)のプロデュースである。