20世紀のヨーロッパの女性ファッションを、年代別にまとめた第2弾です。1910年代、エドワード朝といわれた時代のファッションです。
1910年あたりになると、古代ギリシャやローマ時代に影響を受けた、ナポレオン時代のドレスのリバイバルが巻き起こります。ウエストにポイントを置かず、ハイ・ウェストのデザインが流行しました。また、日本の着物やアラビアの民族服などオリエンタルファッションからのアイデアも取り入れられました。
フランスのデザイナー、ポール・ポワレの作ったドレスはそれまでのようにコルセットできつく締め付けるのではなく、ゆったりとしたハイウェストのデザインでした。これは、1914年に始まった第1次世界大戦の影響で、より活発に外で活動したり働いたりする女性たちに受け入れられました。※ポール・ポワレのドレスを着たモデルたち。オリエンタルブームに乗り、日本の番傘を挿している女性もいます。
1909年
1911年
1909年ごろ
1907-1911ごろ
1910年
1910年のマント
1907-1910
1910
1912年