話題沸騰の坂元裕二脚本ドラマ「anone」!瑛太のサイコパス演技が怖すぎる!

2018年に放送されたドラマ『anone』は、視聴率的には苦しむも、小林聡美、阿部サダヲ、瑛太、田中裕子など味のあるキャスト、『三度の殺人』で最優秀助演女優賞に輝いた広瀬すずの演技、『カルテット』で注目された坂元裕二の見事な脚本などで高評価を受けています。ここでは、感想を語り合いながら作品を考察していきます。

■何かの伏線?

▽「anone/あのね」は何を示している?

▽ハズレかアタリか?

量産もののクッキーの中の形違いの1個をハズレと言うのかアタリと言うのか。『カルテット』の世界なら、彼らはそれを「アタリ」と言っただろう。ではこの生きづらい現代社会を生きる人々は何と言うのか。「あのね」と言っても聞いてもらえず、社会不適合者、病気とレッテルを貼られ否定され続けた女の子は、自ら「ハズレ」と名乗ってひっそりと生きている。

出典: realsound.jp

▽織姫と彦星

ハリカと彦星の関係は、彦星というネーミングからも七夕の伝説がトレースされていることが明白だ。彦星のいる病院を目の前にしながらも、川(天の川)を挟んだ対岸で足止めをくらってしまう。バーチャル空間で言葉を交わすことしかできない2人。誰よりも深く結びつきながらも会うことを禁じられた恋人、まさに現代の織姫と彦星である。

出典: hiko1985.hatenablog.com

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