日ハム・大谷翔平が「ヘッドスライディング」で大活躍も、栗山監督激怒…
日本ハムVS楽天の一戦で、9回にヒットを打った大谷選手が「日ハムの禁じ手」とされている「ヘッドスライディング」を敢行し、球場を大いに沸かせた。しかし試合結果は日ハムの敗北で、試合後に栗山監督は大谷に激怒した。
■ パ・リーグ:日本ハム0-5楽天、23回戦…23日札幌ドーム
日本ハムはプロ初先発の宮川に7回まで1安打に抑え込まれ、4連敗を喫した。
0―5の9回には大谷が三塁へのゴロで一塁に「禁断」のヘッドスライディングをして悪送球を誘うなど必死のプレー。
凡打でも、全力疾走を敢行。約3メートル手前で、踏み切った。低空飛行し、一塁ベースへ両腕を伸ばした。セーフ。失策を誘いチャンスを広げた。
逆転勝利も、零封負けも阻止できなかった。19歳のけなげな責任感だけは形にした。
投手との「二刀流」をこなす大谷にとって指を守るために「基本的にはしない」というプレーが無意識に出た格好だ。
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ヘッドスライディングは球団側では禁止としている
一塁を駆け抜けた方がスピードが殺されず、効果的であること。故障を誘発しやすいことから“禁じ手”とされている。
指やヒジの故障に結び付くこともある
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■ 試合後の会見で栗山監督はこう述べた
栗山監督
大谷選手のヘッドスライディングに対して
「プロなんだからケガをしたら困る。二度とやらせない。厳重注意する」ときっぱり。
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この日の敗戦で今季の勝ち越しがなくなった状況の中で、栗山監督は「(ヘッドスライディングについては)コーチを通じて厳重注意した。
大谷選手は抱擁するコメントも
大谷の野球に対する姿勢は評価し、「あいつの気持ちは伝わってきた」とも話していた。
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「まだこのチームには翔平がそうする空気があるんだよね」と選手の気迫を前向きに捉えた
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■ 大谷選手は試合後のインタビューでこう答えている
「何とか1点でも入ればと、無意識でしてしまった。ケガはないです」と振り返った。
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