烈火の炎(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『烈火の炎』とは、1995年から2002年まで安西信行が『週刊少年サンデー』に連載した忍者バトル漫画およびそれを原作としたアニメ作品。腕から炎を出すことができる「炎術士」としての能力を持つ主人公花菱烈烈火が治癒の力を持つ女子高生佐古下柳と出会い彼女を君主と定め、彼女を狙う組織と戦う。火影忍軍が残した「魔導具」と呼ばれる特殊能力をもつ武器を使うキャラクターが多数登場し、戦国時代から続く火影忍軍の運命に抗う様子を描く忍者冒険活劇。

佐野 浩哉(さの ひろや)

薫のクラスメイト。不良だが悪い奴ではない。小金井親衛隊長の吉川のことが好きで、薫に嫉妬し喧嘩を売る。吉川を人質に取られた際には一人で救出に向かった。薫の協力で切り抜け、明日も学校で会おうというが只ならぬ雰囲気の薫を見て察し、決戦の日の朝、家まで見送りに来た。

吉川 保住(よしかわ ほずみ)

薫のクラスメイト。小金井親衛隊長で、囲碁部。実は佐野のことが好きである。佐野とともに薫を見送りに来た。

戦国時代の人物

桜火(おうか)

CV:小杉十郎太
火影忍軍六代目当主。烈火と紅麗の父。陽炎を正室、麗奈を側室に持つ。二人の息子である紅麗と烈火には平等に愛情を注いでおり、呪いの子として忌み嫌われていた紅麗に対して心を痛めていた。沢木家の依頼を受けて桜姫を奪おうとする高杉暗殺を企てるも失敗。沢木家と高杉家の合戦に参戦するが、桜姫は自害してしまう。そこで初めて自分の中に眠っていた七竜と対面する。天正伊賀の乱にて、織田信長によって火影が滅ぼされ、討死する。現世に未練を残したため自らも火竜となり、「裂神」として烈火の体内に宿ることになる。

麗奈(れいな)

左が麗奈。

CV:百々麻子
桜花の側室で、紅麗の母。紅麗を「呪いの子」と呼ぶ火影の民から村八分に遭ってしまう。その後は病を患い、紅麗に対して強く生きろと言い続けた。紅麗を庇って戦死した。

海魔(かいま)

CV:秋元羊介
火影創設時に魔導具を創作したうちの一人。「人を生かすために」魔導具を作った虚空に対して、海魔は「殺戮のために」魔導具を作った。虚空と競い合うように魔導具を作り、最高傑作として天堂地獄を作成し、死の間際に天堂地獄へと自分の魂を注入した。その後は封印の地の奥へと封印されていたが、森の欲望に呼応して天堂地獄とともに目覚め、後に森と融合した。

桜姫(さくらひめ)

小国、沢木家の姫。家臣である貴光へと恋心を抱いている。柳の前世の姿であり、性格も柳に似て優しく天真爛漫。治癒の力を持ち、魔導具の持つ魔力とは相反する力であるため、魔導具を使うことはできない。高杉家との合戦で貴光や父を失い、自害する。

桜姫の父

沢木家の当主。穏やかな性格で桜姫と貴光が想い合っていることを知っており、桜姫と貴光が一緒になっても良いと考えていた。高杉家との合戦で戦死した。

清水 小平太 貴光(しみず こへいた たかみつ)

沢木家の家臣。桜姫と想い合っていたが、高杉家との合戦で討死する。

高杉 獣吾郎 正金(たかすぎ じゅうごろう まさかね)

大国の武将。高杉家当主。好色家で残忍。桜姫を側室にと沢木家へ要求する。自身が火影によって暗殺されかけたことに激怒、沢木家へと戦を仕掛ける。最後は桜花によって刹那の炎に焼かれ、火竜に全身を細切れにされた。

高峰 蔵人(たかみね くらうど)

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