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tw-12140567012523868169のレビュー・評価・感想

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン
8

戦記もの好き必見ライトノベル

『このライトノベルが凄い!2020』の文庫部門1位を獲得した「七つの魔剣が支配する」と同作者ということもありこの作品を購入。
ジャンルはいわゆる剣・銃・魔法のファンタジー系ライトノベル戦記。
主人公が高等士官学校の試験を受け、姫様と偶然出会う時から始まり、主人公は姫様と[とある約束]を結ぶ。
その後、主人公がその目標に向けて名将へ至るまでの物語になっている。
ライトノベル特有の主人公が直接戦って敵に勝つのではなく、知略を用い軍師として活躍するのが本作品の特徴。
文武両道な剣士・臆病な狙撃手・癒し的存在の衛生兵・天才に追いすがるライバルなど魅力的なキャラがたくさんでてくるが、
ハーレムやお色気系作品でないことも戦記ものとしてスムーズに楽しめた要因の1つ。
内容や設定は作りこまれているが、ライトノベルとして作られている分あっさりと読むことができ、戦記ものを読みはじめるきっかけとしてもオススメしたい作品だった。
漫画版は途中打ち切りを迎えており、アニメ版では原作と比べて省略されている部分が多いこともあり、原作の小説をオススメしたい。
また作品として、すでに完結しており安心して読み始めることができるのもポイント。

リル・キム / Lil' Kim
8

ハードコアを体現するHIP HOPの女王

本国アメリカではどうかわかりませんが、ここ日本ではキワモノ扱いで、リル・キムが好きだとは言いにくい雰囲気がありました。
おそらく、セクシーを通り越したド派手で過激すぎる衣装や楽曲、それからお騒がせゴシップなどがそうさせていたのだろうなと思います。
とは言え、クラブでリル・キムの曲はよく流されていたし、セールス的にもヒットしてきています。
ラップはしっかりしているし、声質も厚みと凄みがあってHIP HOPのトラックに映えます。
曲調も美しいものが多いです。
ただ、ラップの内容や、効果音が卑猥に感じる人もいると思いますが…
「リリースされた曲の声は格好いいけど、ライブでラップする声はショボい」という意見を目にしたことはありますが、2016年の「Bad Boy Reunion Tour」から配信された動画を見る限り、ライブの生声もイケています。昔馴染みのアーティストが集まったライブで、リル・キムのパートが始まると歓声が上がり、私も見ていて(聴いていて)グッときました。なんだかんだ言って、やはりHIP HOPの女王の名にふさわしい人だと思います。
第一線で活躍し続けられる女性ラッパーは、意外とあまりいません。
その点、リル・キムは自分のレコードレーベルも持ち、安定した音楽活動を維持してこられたほうだと思います。
過激な楽曲や私生活も、HIP HOPを体現してきたと言えるのではないでしょうか。