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tomonori052l3のレビュー・評価・感想

怪獣8号
7

大人に見てほしい怪獣漫画

幼い頃に怪獣と戦うヒーローに憧れた人は多いだろう。この物語は、怪獣によって襲撃される日本を舞台に、防衛隊への入隊を夢見る32歳の男・日比谷カフカが怪獣と戦う物語である。

怪獣ものと言えばありきたりに思えるが、作品名の『怪獣8号』とはここに登場する主人公・日比谷カフカ自身のことを指す。防衛隊への入隊を夢見ながら清掃員として働くカフカはある日、謎の怪獣によって怪獣の力を手に入れる。カフカは怪獣の能力を隠しながらも、その能力を使って怪獣との戦いに挑む。
ヒーローでありながらも主人公自身が怪獣という、相反する設定が面白い。人類の敵である怪獣の力を持つことへの葛藤、夢に対する情熱が大人の読者を惹きつける。

この漫画は『ジャンプ+』に掲載されている人気漫画だ。『ジャンプ』ならではのダイナミックなバトルシーンは見ものである。
個性的なキャラクターたちも作品に色を足している。『ジャンプ』は少年が主人公であることがほとんどだが、成人を主人公としている作品は珍しい。怪獣と戦うヒーローに憧れて育った大人に見てほしい漫画だ。
自分自身を認めることや困難に立ち向かう勇気、年齢や過去の失敗に関わらず目標に向かって努力し変わっていく姿など、どこか共感する部分があると思う。普遍的なメッセージが読み取れ大人も見てほしい怪獣漫画。読みながらもう一度ヒーローに憧れてしまう、夢を追いかけたくなる、そんな作品だ。

谷山浩子 / Hiroko Taniyama
9

独特な世界観に引き込まれていく

谷山浩子は1972年よりデビューし、NHK『みんなのうた』にて複数の楽曲が採用され放送される実績もあるシンガーソングライターです。
楽曲のジャンルはニューミュージックで、可愛らしくファンタジー性の高いメロディが特徴的です。
しかし、ポップで可愛らしいメロディなのに、ダークな歌詞の曲もあり、歌詞の意味を知ると衝撃を受けます。

例えば、ダイエットと言う楽曲は体が痩せるストーリーかと思いきや、視力やドラマ、世間まで自分を取り巻くあらゆるものが痩せていく恐ろしい結末を迎え、聞き終わると背筋が凍ります。

また、ダークな歌詞に合ったダークな曲も存在し、そのような曲は夜一人で聴くと眠れなくなります。
ダークな楽曲の一例として、「ROLLING DOWN」があります。この曲は坂道を登っているぼくを坂の下にいる母さんが「もう登らなくてもいいんだよ」と甘い声で囁いているといった歌詞で、ふるさとに帰りたい気持ちを表しているかと解釈出来ます。しかし、歌詞の最後で下に居たのは母さんじゃないことが判明します。
このように、歌の最後の方でどんでん返しを食らうことが時折あるので、聞いているだけで退屈しません。

明るく楽しい曲から、よく聞くと恐ろしくなる曲まで幅広く楽曲を出している谷山浩子はおすすめです。

NARUTO / ナルト
9

忍という日本ならではのストーリー

NARUTOは、ジャンプで連載された忍者の物語です。ワンピースやブリーチと同じ世代でとても人気のアニメです。主人公のナルトが火影という里で1番の忍者を目指す物語ですが、その中で他の里の強い忍者や悪い組織に立ち向かい成長していきます。キャラクターもたくさん出てきて、友情、恋愛、親子の絆など感動する場面が数えきれないほどあります。キャラクターそれぞれのストーリーがあり、ナルトという主人公は里の嫌われ者で、友達がいませんでしたが、少しずつ里のみんなに認められて一人前になっていきます。ナルトを読んでいて、いいなと思うのは仲間との絆ですね。かつて敵同士であった関係がいつのまにか仲間になっていき、一緒に戦うシーンは見ていて心躍ります。1人ぼっちだったナルトには気づけば仲間がたくさんいて、強くもなってかつてナルトの師匠の仇であった敵さえも倒して里を救います。男なら誰しもが憧れる物語だと思います。また、日本特有の忍者がテーマということで外国人からの人気もすごいです。外国ではワンピースよりもナルトのほうが人気な国も多いです。忍者というテーマなうえに物語もめちゃくちゃ良いので、人気の理由はそこだと思いますね。是非見てない人には薦めたい漫画です。