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大森靖子の魅力
自らを超歌手と呼び、美大在学中より音楽活動を開始。愛媛県出身。2014年、エイベックスよりメジャー・デビューした。会場の空間を完全支配した空間支配型ライブを行うのが特徴。初期の頃はしばしば激情派と称されたライブは見るものの感情に訴えかけられ、圧倒され救われる者多数。
2018年に結成されたグループ「ZOC」ではプロデューサー兼プレイヤーとして活動している。（※2022年4月に「metamuse」に改名。）metamuseのコンセプトは実像崇拝。社会に毅然と問題提起する様な作品を日々世に送り出している。
また2021年にコショージメグミ改め、古正寺恵己が結成したアイドルグループ「MAPA」の全楽曲のプロデュース、作詞作曲を大森靖子が担当。以前大森は、ZOCが外に出る時の戦闘曲であるならばMAPAは家にいる時にでも闘える曲を作ったと話していた。
活動が多岐に渡る大森靖子だが、実生活では2014年7月結婚を発表。夫は凛として時雨のドラム、ピエール中野。結婚相手は最初未公表だったが、あるテレビの音楽番組でMCを務める徳井義実がうっかりピエール中野の名を公表してしまい、そこからは人々に知られるようになった。2015年に男の子の第一子出産。ファンの間ではナッツ君の愛称で親しまれている。超歌手、アイドルプロデューサー、芸能事務所の社長、妻、母親、の顔を持ち多忙を極める大森だが、1番力を注ぐのが楽曲制作とライブだ。大森靖子の魅力はなんといっても現場、ライブにある。生の音で一発勝負のライブからは音楽に対して真摯に向き合う姿勢が感じられ、そのプロフェッショナルな態度がファンの心を掴んで離さないのだろう。今後も活動を注目したいアーティストだ。