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植物に慰められる。
アメリカンドリーム。
それに憧れるのもわかるし、お父さんの決意はすごいと思います。
でも、妻の気持ちも痛いほどわかって、見ていてグッとくる映画でした。
モニカは夫の夢を応援したくないわけではなかったと思います。
でも、家族もいるし、本当に叶うかどうかわからない夢ってしんどいし、そりゃあ疲労するわって思いました。
韓国から呼び寄せられたおばあちゃんが豪快な人で、そんな彼女の姿に笑いました。
また、移民の話もうまく描かれていて、私も今あまり仕事とかがうまくいってないということもあって、新しい地でがんばる家族に感情移入してしまいました。
終盤、もしかしたらこれからうまくいくのかもと思ったら家族間の問題も起き、そして悲劇が起きて、もうほんとやめてよ、かわいそうってなったけど、そんな彼らを慰めた存在に涙が止まりませんでした。
確かにその前にミナリがでてくる場面はあったのですが、それが最後、ここに繋がるとはって、すごく感動しました。
人間ってやっぱり自然に慰められるというか、植物はほんと力強いなと感心しました。
彼ら家族がこれからうまくいくのかどうかは描かれてなかったけど、きっとうまくいくと思えました。
淡々と進み、最後は前向きに終わっていて好きなタイプの映画でした。