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_oimof0のレビュー・評価・感想

不揃いの連理
9

不揃いの連理 寂しさという優しさ

「みかん氏」という作者によるGL漫画。何組かのカップルが出てきて回を重ねるごとに増えていく。編集者と漫画家、OLと一見すると怖いウェイトレス、一般生徒と問題児、教師と同じ学校の生徒のカップルがいる。

見た目が怖いキャラの方が優しいと感じる。やはり、過去に苦労してきたので自分の周囲の人間が苦労することになるのは耐えられないのであろう。
ちなみに、一見すると怖いウェイトレスと問題児は同じところにいた事があり、境遇も似ている。ウェイトレスは甘えるのに慣れているが、問題児はつきまとう人間は全て嫌いだ。でも結局相手のことを許してしまう。
すべてのキャラが不器用なので普段の会話からしてたどたどしく、綾波レイみたいな空気感を感じたり、独り言を言っているかのように感じることがある。だが、2人の距離が縮まるにつれて会話が自然になり人間味を帯びてくる。
また自分が人間嫌いであるかのように振る舞うキャラが多いが、逆に愛情に飢えていると分かってしまう。

共通点はいくつもあるにも関わらず、それぞれのキャラが立っているのが面白い。2人が近くなっても関係性は一般的なものでなく、それぞれ特徴のあるものである。
私は好きだ。桐原小鳥や冬目景、藤原ここあが好きでGLに抵抗がないのであれば好きになるのではないだろうか。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL / スマブラSP / Super Smash Bros. Ultimate
9

このゲーム1本で永遠に遊べる!

NINTENDO64からある作品。愛され続け、スイッチでも発売される。
前作からまたファイターが増え、80体参戦予定。
前作からやっていた人は、今作の使用に加え、新キャラクターを使用できるので、買う価値があると思います。
初心者の方でも、家族や友達と遊んだりするのもヨシ、コンボなどの知識をつけて、徐々に実力をつけていくのもヨシ。
そして今作からは特にYouTube等で、スマブラの知識や、そのキャラのコンボ解説、対キャラに対する解説や、対策などの
動画が増えていますので、簡単に実力をあげられるチャンスがあります。
好きなキャラクターがいれば、そのキャラクターを極めるのも遊び方のひとつだと思います。
また、アイテム戦もありますので、そちらを楽しむこともできます。またステージも豊富です。
ステージは、自分で作ることもできますし、それを共有したり、他人がつくったステージで遊ぶこともできます。
また、オンラインモードで、世界の人々と通信し、対戦するのも楽しいです。戦闘力があり、上位に入るとVIP部屋が解放され
同じVIP部屋の上位の人と戦うこともできてしまいます。運がよければ、有名プレイヤーと当たることもあります。
スピリッツモードでは、いろんなスピリッツを駆使し、ストーリーを進めていくことができます。
どう遊ぶかは、自分次第です。一度触ったらやめられないくらいの面白さがあるスマブラ。
このゲームが愛されている理由がわかります。

THE BACK HORN / ザ・バックホーン
10

魂を震わす曲を聴いてほしい!!

THE BACK HORNで一番に注目してほしいところは、なんと言っても歌詞だと私は思っています。どの曲も心を、魂を震わす歌詞になっています。時には辛い時を乗り切るための応援歌、ふざけた曲調なのに今の社会のあり方に疑問は感じないかと問いかけてくる歌、傷付いた心に寄り添ってくれる歌、またはほっこりと人の温かさを歌う歌と幅が広いです。暗めの歌から明るめの歌とここまで幅広く歌うバンドは珍しいと思います。他の魅力としては、時代によって変化していく曲調や歌詞の方向性の変化、演奏の成長、ボーカルの特徴的な声があります。前者二つの魅力は、THE BACK HORNの曲をインディーズから最新まで聴くことでより強く感じられます。曲調や歌詞の方向性の変化は、THE BACK HORNの人としての成長、物事の捉え方の変化が浮き彫りになっています。リスナーがどんな精神状態でも心に届く曲があるのではないでしょうか。演奏の成長としては、年々演奏に深みが出てきています。ギター、ベース、ドラム、それぞれのテクニックが上がっていき、それらが重なり合うことで濃密な音を作り出しています。ボーカルの声を魅力の一つに上げていますが、お店で新曲が流れてくると、声を一度聞いた事があれば、すぐにTHE BACK HORNだとわかると思います。デスボイスではない叫び歌い、低すぎない声調が特徴です。