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Bunibuni8

Bunibuni8のレビュー・評価・感想

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

様々な世代の心を揺さぶる作品

1話目が本誌に掲載された時から、なにかとメディアに取り上げられ、さらにアニメ化により人気に拍車をかけることになった進撃の巨人ですが、
「最初は好きだったけれど、実は途中で読むのを止めてしまった」という人も多いのではないでしょうか。
実は私自身もその中の一人でした。
ですがそんな人も改めて魅了し虜にするのがこの作品の素晴らしいところだと思います。
1話から最終話まで様々なシーンに伏線が散りばめられており、そのすべてが話を進めるごとに確実に伏線回収されていくことで、また読み返したくなる作品だと感じます。
実際に読み進めていくことで、まさかこんな意味があったなんて…と衝撃の連続です。
そして一番おすすめのポイントは涙があふれてあふれて止まらなくなる感動ではなく、心の奥深くに突き刺さり、じわじわとこみあげてくる感動ポイントです。
きっとどんな人も最終話を読み終えた時にしばらくその場から動けなくなってしまうような、全身の力が抜けてただただ空を眺めたくなるような(空を眺めたくなるところは最終話を読むと感じる点です)
そんな想いがこみあげてくるでしょう。
話はかなり難しくなりますが、一番おすすめの読み方はYouTube上の解説動画と並行して読み進めていくことをお勧めします。

斉木楠雄のΨ難 / 斉Ψ / The Disastrous Life of Saiki K.
8

ハマる人には笑えて癒される斉木楠雄のψ難。

斉木楠雄のψ難は、高校の文化祭でどんな危機が起こるのか、どう脱するのかを気楽に笑いながらみることができる壮大なギャグ映画です。山崎賢人が演じる主人公の斉木楠雄は高校生でテレポートやテレパシーが使える超能力者なのですが、頭にピンク色のチュッパチャプスのような見た目の超能力ををつかさどるアンテナが刺さっているなど、独特の世界観が魅力です。映画の途中で橋本環奈が演じる照橋心美という学園のアイドルに、その大事な超能力のアンテナを引っこ抜かれるシーンがあるので注目です。皆から可愛いと反応されてしまう、この女の子は表面上の声はおしとやかですが、心の声では自信満々の妄想がバレバレで変顔が満載で、憎めないキャラクターで面白いです。ただ、斉木楠雄だけは彼女に恋したりせずハマらないので、逆に彼女から興味をもたれて追いかけられ、体育館倉庫に閉じ込められるところが見どころです。頭のアンテナをなくしてしまったことで超能力が制御できなくなり、倉庫ごと宇宙に投げ飛ばされて寒さで凍え死にそうになりますが何とかアンテナが見つかり、学校で悪の組織と戦っている友だちや手品でイリュージョンをしている友だちたちがいるおかげもあり無事に生き延びれるという、最終的にうまくまとまるところが秀逸です。主人公の両親の仲が良い掛け合いも、ほっこりするオススメポイントです。