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9zhainekenのレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝
9

子どもたちよ、心の中にいる動物で地球がしぼむのを防いで

しんのすけたちの春日部防衛隊が家の庭で夏祭りの盆踊りの練習をしていたときチャイムが鳴り、ひろしが扉を開けると、1人の男性が土下座していました。
扉の前で驚くひろしに気づいたみさえも駆けつけると、しんのすけが生まれたときの産婦人科の女性先生ちよめがいました。ちよめは「5年前、子どもの珍蔵(ちんぞう)としんのすけが取り違えられた」と衝撃的なことを言いました。母親のみさえも、父親のひろしも信じられなかった中、ちよめには泊まってもらいました。
その夜、謎の忍者集団に家を襲われたとき、みさえたちは寝ていたものの、トイレに行ったしんのすけだけ起きていました。
しんのすけとちよめが連れて行かれた忍者の里は、地球のエネルギーが外に出ないようにする黄金の栓“地球のへそ” を代々守っていました。連れ去られ忍者の里の一員になったしんのすけが、「“地球のへそ”を守れるのか」という物語です。
母親のみさえとちよめが協力する姿と、心の中の動物を使った子どもたちが協力するところが見所です。
取り違えた子どもを育てていた事実にみさえがとても驚いたものの、映画の後半で子どもを守るためのちよめの嘘だとわかりました。
地球や出産の危機のとき、子どもを産み育てる大変さを知っているからこそ「任せて」と言い協力する寛大な姿は、とても心強くかっこよかったです。
再び“地球のへそ”を塞ぐため、忍術を使い子どもたちが協力して、心の中にいるとても意外な動物を呼び出す姿は、可愛くすてきでした。
クレヨンしんちゃんらしいたくさんの忍者と忍術が出てくるので、楽しく見られるでしょう。