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8ychangのレビュー・評価・感想

Unpacking / アンパッキング
8

効果音が心地よい まったり荷ほどきゲーム

荷ほどき、皆さんも一度は経験あるんじゃないでしょうか。
引っ越してきてから荷ほどきを始めて、全部終わった時の爽快感たるや!
しかし人生そう何度も荷ほどきの機会があるわけではないでしょう。せいぜい3~4回くらいが普通です。
あの爽快感をお手軽に楽しみたい!そんな人におすすめなのがこの「Unpacking」というゲーム。プラットフォームはPC、Switch、PlayStation4,5、XboxOneとなります。
オーストラリアで生まれたこのゲームでやることはシンプル。箱からものを出して、好きなところに置く、これだけ。荷ほどきの体験をしたい方はこれだけでも十分満足するかもしれません。しかしこのゲームにはまだまだ沼要素が。
まず音。1万4000を超えるフォーリーサウンド(環境音)が収録されており、アイテムを持ち上げたり置いたりした際に心地良い音が鳴ります。オノマトペやASMRが好きな人たちにはクリーンヒットすること間違いなしです。
そして絵。このゲームはキメの細かいドット調で作成されており、どこか懐かしい雰囲気を漂わせます。
ここにゆったりとしたBGMが合わさって、ゲームをプレイするだけでストレスが緩和される素晴らしいほのぼの荷ほどきゲームとなっているわけです。

荷ほどきを無限に楽しみたい人はもちろんのこと、日々の生活に疲れを感じている人にもおすすめできるゲームです。

サガ フロンティア / サガフロ / SaGa Frontier
8

「Sa・Ga」は難しい?初心者におすすめする「サガフロ」の多種多様な世界観

スクウェア(現スクウェア・エニックス)のRPG作品である「サガ」をご存知でしょうか。1989年に発売された「魔界塔士Sa・Ga」から始まる独特なシステムと世界観がウリのちょっと癖が強いRPGゲームです。
サガシリーズではSFCの「ロマンシングサガ」が特に移植・リマスター版も発売されるほどの人気シリーズですが、人によっては戦う回数が多くなるほど敵が強くなってしまう独自システム、技の閃き具合ではリセット必須で最悪積んでしまう可能性が高いなど、ゲームの難易度の高さにプレイを諦めてしまった方も多いのではないでしょうか。

そんな「サガ=難しい」というイメージで敬遠してしまっている方でも、初めてサガに触れるけれどどれから遊べば良いかわからないという方におすすめのタイトルが1997年にプレイステーションで発売された「サガフロンティア」通称「サガフロ」です。
このサガフロをおすすめしたい理由に、サガシリーズの戦闘回数=敵の強さなどの独自システムはあるものの、それでも戦闘バランスが良く、比較的初心者でもサクサクと進めることができる設計になっている遊びやすさがあります。
後継シリーズに登場する「連携システム」はサガフロで誕生しました。これは複数のキャラの技がランダムで連携して大ダメージを与えるので、過去作よりも戦闘がやりやすくなったと感じられるポイントの一つです。
主人公は全部で7人。主人公たちは目的がバラバラ、旅をする世界観も多種多様でファンタジー、SF、現代風の世界と様々な世界を行き来しながら旅をするのでそれぞれで違う雰囲気を楽しむことができます。この世界観は初代サガを感じさせるものがあり、人によっては懐かしさを感じることでしょう。
主人公ごとに特性があり、主人公ごとにそれらの特徴を理解していく必要があるものの、慣れてくればその特性を逆手に取って戦闘を有利にすることも可能です。
主人公によって難易度が変わってくるので初めて遊ぶ場合は比較的1本道シナリオで迷いにくく、ラスボスが弱めなエミリアがおすすめです。
シナリオはテンポが良く、主人公ごとに違うのでダレる事なく進めることができるのもサガフロの魅力の一つです。
たとえばヒーローに変身できるレッドのシナリオは最初から最後まで「特撮あるある」な物語で、そういう要素が好きな人なら思わず熱中してしまうのではないでしょうか。伊藤賢治氏の熱いBGMを背景に、必殺技を悪の四天王に叩き込むのはスカッとすること間違いなし!

しかしサガシリーズの中では比較的遊びやすいとは言っても、やはりサガというゲームです。敵の戦闘回数を考えて行動したり、シナリオによっては積みやすく感じる要素も多少は存在します。そして自由がテーマのゲームであるため、どこへいくかはプレイヤー次第ということでサガフロの世界に放り出されたらまず何をすれば良いか最初は迷ってしまうことでしょう。
これだけはプレイを重ねて慣れる必要があります。

それでもサガの中ではとても親切で遊びやすい設計になっているのは間違いありませんので、過去作で挫折した方にもサガってどんなゲームかな?と考えている方にもおすすめしたい作品です。思わず続きが気になるシナリオのクオリティの高さや散りばめられた小ネタはプレイヤーを飽きさせない工夫がされています。
リマスター版も発売されており、プレステ版で実装されていなかった幻の8人目の主人公の登場やアセルス編の追加シナリオの実装はファンにも嬉しい要素。
さらに戦闘回数を気にすることなく逃げられたり「強くてニューゲーム」が実装されるなど、より一層ゲームが遊びやすくなっています。

初心者でも遊びやすく感じられるサガフロンティア。
人は多少選ぶものの、この作品をきっかけにサガシリーズに触れてみてはいかがでしょうか。

ウルトラマンZ / Ultraman Z
10

最高のウルトラマン作品

ウルトラマンゼロの弟子、ウルトラマンZの物語。
歴代ウルトラマンの、力でパワーアップする系統はここ数年のウルトラシリーズの主流となっているが、ウルトラマンZもその系統となっている。ウルトラマンゼロの弟子と聞き、ウルトラシリーズを見ていない視聴者にとっては面白くないのでは?と思い、視聴してみたが予想を大きく裏切られた。ウルトラマンゼロの弟子と謳っているが、ウルトラマンゼロが出てくる話はたった2回程度(1回目は数秒)となっており、あくまでも「ウルトラマンZ」と主人公である「ハルキ」を意識してストーリーが進行している。
過去の懐かしい怪獣を出演させているだけではなく、過去に登場したセブンガー、ウィンダムが味方のロボット兵器として出演する。また、過去作品で出演したキングジョーも味方側のロボット兵器として出演する。怪獣やロボット兵器、過去作のウルトラマンの力を利用してパワーアップしていく描写など見応えは多くある。他にも、過去作に出演した「ジャグラスジャグラー」が主人公が所属する防衛チームの隊長として出演しており、最新のファンだけではなく、過去作品のファンも喜ぶ演出が多々あるので毎回飽きさせない作品であった

CLANNAD / クラナド
10

CLANNADは泣きアニメの金字塔

アニメ「CLANNAD」は、京都アニメーションにより制作され、2007年に放映されました。
原作はKey制作のPCゲームです。
高校三年生の主人公、岡崎朋也を中心とした物語で、ギャグやシリアス、感動など全てにおいて高いクオリティーの作品となっています。
岡崎はいわゆる不良学生で、友人の春原と一緒に周りの同級生から煙たがられていました。
しかし、同様に学校に馴染めなかったヒロイン渚と出会うことによって、少しずつ良い方向へ変わっていきます。
高校生活はもちろん、その後の人生もしっかり描いたことで、ネット上で「CLANNADは人生」という言葉が生まれたぐらい、アニメの名作と認識されています。
おすすめポイントとしては、テンポが良くて面白い日常シーンが挙げられます。
春原との学生ならではのアホなやりとりは観ていて飽きないですし、各ヒロイン達を巻き込んでのボケとツッコミはCLANNADならではと言えます。
また、泣きアニメとして認知されていることも多いぐらい、感動出来る作品となっていて、特に2期の後半は涙なくしては観られないほどです。
CLANNADは、この面白さとシリアス、感動のメリハリの良さが魅力で、数多くのアニメ好きに愛されている作品となっています。