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8ckurokiri3377のレビュー・評価・感想

ホーリーランド / Holyland
8

リアルな格闘技喧嘩マンガ!

2000年から2008年までヤングアニマルで連載された、森恒二先生の大ヒット作のマンガです。全18巻でTVドラマ化もされました。
あらすじ。主人公の「神代ユウ」は中学生時代に激しい虐めを経験して、不登校児になりました。このマンガは鬱展開がかなり多いです。
苦しい生活が続いたユウはある日、本屋でたまたま見かけたボクシングの入門書を立ち読みして、ワンツー(ボクシングの技術)を覚えます。
ユウは、自宅の自室でワンツーを素振りで、何度も何度も繰り返し練習をします。
毎日のようにユウは、ワンツーの練習をし、日を重ねるごとにそのワンツーのスピードは増していきます。
そして月日が経ち、ユウは高校生になり、若者が集まる街にいました。
若者達の間では「下北ヤンキー狩りボクサー」というメチャクチャに喧嘩が強いボクサーがいるという噂話が流行っていました。そのボクサーとはユウの事でした。
ユウは、自分がヤンキーに絡まれた時に、磨き上げたあのワンツーの技術で、そのヤンキーを返り討ちにしていたのです。
そして、その存在が知られ、街中に噂話として広まっていたのでした。
路上で柔道を使うマジでヤバイ奴「岩戸」や、フルコンタクト空手を使うヤンキー少年の「緑川ショウゴ」、薬物中毒であり喧嘩慣れもしている「カトー」、木刀で戦う剣道家「タカ」など、喧嘩自慢達がユウにチャレンジをしますが、ユウはこの強敵達を見事に返り討ちにします。
ユウの知名度は更に高くなっていくのでした。あの噂話は実話だったんだ!と街中の若者達は驚きます。
喧嘩の話だけではなく、「金田シンイチ」という親友が出来たり、感動出来る話が多いのもこのマンガの魅力であります。
作者である森恒二先生は、若い時に喧嘩自慢で、当時のエピソードをいきなり作中に入れてくる事が読者の間では有名です。その作風が独特であり、そこを評価する人もいます!

信長の野望・烈風伝
8

とっつきやすさは随一 難易度易な信長の野望

1999年に発売した信長の野望の8作目。PS、PSP版も発売されているが、城数やマップの多いPC版を今回は紹介。
内政・戦闘のほとんどは、マス目で区切られたマップ上で繰り広げられるので、自国や相手国の状態が可視化され分かりやすい。攻城戦も専用の城マップが存在している。城ごとによって形状に違いがあるため、ウィークポイントなど把握しながら戦略的に立ち回る必要がある。
また、城数と武将数の多い本作では、中盤以降の中弛みが懸念される。
内政・戦闘は武将に委任することで自動化してくれるものの、COMの行動はお世辞にも賢いとは言えず、思ったように動いてくれないことも屡々。COMがおバカということは、当然相手国の行動もワンパターンになりがちで、戦闘の難易度は信長の野望作品のなかでも易しめ。武将1人ずつを指示し移動させる本作では、ステータスの恵まれないマイナー武将でも立ち回り次第では大軍を退けるだけの力になる。
さらに、地域によっても強みが大きく異なる。平地の多い関東は水田が作りやすい、東北は馬産地が多い、近畿は朝廷への外交が容易等々。こうした地域毎の強みを活かしながら天下統一を目指せる要素のおかげで、周回プレイで違う大名を選択したくなりモチベに繋がる。
総じて、戦略シミュレーションを始めてみたい新規ユーザーには是非オススメしたいゲームとなっている。

団塊ボーイズ / Wild Hogs
7

おじさまではなく、おっさん

おっちゃんらが、バイク旅をする話です。かっこいいおじさまとかではなく、ほんとのおっちゃんです。
ジョン・トラヴォルタって、怖い顔だなと思っていましたが、この映画を見て、コメディも行けるのだと思いました。
あと、ウィリアム・H・メイシーも好きな俳優さんです。
バイクって私にはわからない趣味ですが、好きな人は好きだし高いものだし、結構おじさんも力を入れている趣味だと思います。
それを題材にしたのは、すごく正しい選択で、ハーレー見たさに見た人も多かったのではないでしょうか。
おっさん4人組は、全員わけありでどこか情けないところがあって、共感できました。
彼らは結局現実逃避をしたわけですが、そうせざるを得ないことってあるよねと思います。
そんなときに、一緒に旅ができる仲間がいるって羨ましいです。
旅の途中、なんかよくわからないグループ、おっさん暴走族かなんかか?、に絡まれたり、町でロマンスがあったりとなかなかおもしろかったです。
邦題はちょっと違うかなとも思いますが、まあ、おっさん、おっさんしてるよってことはわかってよかったのではないでしょうか。
若者の冒険に飽きたときは、本作を見て、おじさんズに癒されています。

メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット / METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS / MGS4
10

メタルギアソリッド4は人生で1回はプレイすべきゲーム。

このゲームはシリーズで1~5、またサブ的なストーリも含み複数タイトルがあります。が、とにかくどのタイトルも全部感動します。私はこのゲームを正直なんどもプレイしていますし、メタルギアソリッド4だけでしたら何回もプレーしたり動画をYoutubeで見たりしているのでもう完全にハマっています。
話は戦争が普遍化してしまった未来の話。主人公のソリッドはある軍事企業のトップを暗殺する任を受け中東に入ります。その軍事企業のトップはアメリカ合衆国の軍隊よりも多い数の傭兵を抱え、世界の掌握を試みる者。この者がある蹶起を企んでいるとの情報を受け、この者をよく知るソリッドに暗殺の依頼がある。中東で暗殺の対象と対峙するソリッドだが、突如そこにいた全兵士や自分も含めて体が動かなくなり、皆が錯乱状態になり同士討ちを始める。そこで蹶起を目論む悪者がソリッドに言う「兄弟、我々は親父のコピーではなかった。」ただの暗殺の物語ではなく世界全体を巻き込む壮大な物語がここから始まる。
あまりにスケールの大きいこの物語は、世界中で熱狂的なファンがいます。あまりに人気の作品なのでなんども映画化の話が上がっています。この作品には戦争の悲惨さを伝えるというメッセージもあります。

悪女はマリオネット
10

流行りの異世界転生もの

『ピッコマ』というサイトで掲載されているマンガです。
あらすじは帝国の王女であったカエナ・ヒルは帝国一の美女であったが贅沢で傲慢な性格な悪女。
弟のレイジェフが皇帝になる過程で裏切りにあい死んでしまう。
そんな悪女カエナ・ヒルの生まれ変わりだった主人公がまたカエナ・ヒルとして転生してしまう。
小説のストーリーをフル活用して帝国一の皇女がバットエンドを回避する話。
前世でカエナの想い人であるラファエロは急に自分に執着しなくなったカエナを最初疑っていましたが、次々に新しい面を魅せてくるカエナに逆に想いを寄せていくようになります。きっと読者はこの二人のシーンを見ると手に汗握ること間違いなしでしょう。
話が進むにつれ1度目の人生で裏切った弟(レイジェフ)が姉を慕うようになる過程や、前世で最後まで叶わなかった想い人(ラファエロ)との関係性も変わる所が見どころの一つです。
作品のタイトルのようにマリオネットと言われるほど権力を持たなかったカエナが作中「なんでもやり遂げそうなオーラを纏っている」と言われ少しずつ権力を手にしていく所も見どころですね。
また絵のクオリティーがとても良いです。漫画に出てくる人物はもちろん建物やドレス、光の描写など全てが完璧で文句のつけようがありません。『ピッコマ』のフルカラー作品を是非堪能してください!