きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物 / Sodor's Legend of the Lost Treasure

きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物 / Sodor's Legend of the Lost Treasure

『きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物』(原題:Sodor's Legend of the Lost Treasure)とは、2016年に公開された『きかんしゃトーマス』の長編シリーズ11作目のアニメ映画である。原作『汽車のえほん』出版70周年記念作として製作された長編で、海賊船や失われた海賊の宝物を狙う船乗りのジョンとトーマスの冒険が描かれている。劇伴の演奏をプラハ市フィルハーモニー管弦楽団が務めた。
ふざけていてゴードンの客車を脱線させてしまったトーマスは、罰としてソドー島の別の場所での仕事を命じられる。そこにトップハム・ハット卿が新しい機関車のライアンを連れてきた。仕事をとられると勘違いしたトーマスは、はりきり過ぎて線路の崩落事故を起こすが、転落した洞窟で古い海賊船を発見するのだった。

きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物 / Sodor's Legend of the Lost Treasureのレビュー・評価・感想

きかんしゃトーマス 探せ!!謎の海賊船と失われた宝物 / Sodor's Legend of the Lost Treasure
5

クライマックスがかっこいい!!

トーマスの度の過ぎた悪戯が原因で、ゴードンの客車を脱線させてしまい、トップハム・ハット卿に、新しい支線を作る仕事を手伝うように言われてしまいます。しかし、そこでもミスをして、地盤が緩んでいたところへ貨車を持って行ってしまい貨車ごと深い穴に転落してしまいます。そこには大きな海賊船があったのでした......。
トーマスはまたもやトップハム・ハット卿に怒られ、海賊船を見つけたことはロッキーの手柄になってしまい、少しやさぐれていたところに人間の船乗りジョンと船のスキフが現れて一緒に宝探しをするのですが......船乗りジョンは本性を現して.....。

今回のトーマスは、ゴードンの客車の脱線をゴードンやエミリーのせいにするわ、ミスして穴に落ちたのを誰も教えてくれなかったと人のせいにするわで、序盤はかなりイライラします。でも、終盤では盗まれた財宝を、アールズデール鉄道の3台とライアンと一緒に取り戻そうと奔走します。
音楽もかっこいいです。スピード感もいいです。ちっちゃな機関車がかなりいい仕事をしています。挿入歌もなんだかかわいいです。
最後は言い訳せず「こうなったのはぼくの責任です」と言っているので、まあ、序盤のだめっぷりは水に流してやるかという気分になります。