アカメが斬る!

アカメが斬る!

『アカメが斬る!』(Akame ga KILL!)とは、2010年3月から2016年12月にかけて『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)にて連載されていた漫画作品。原作はタカヒロ、作画は田代哲也が担当している。刊行された単行本は、短編集を含めて全16巻。帝国の圧政によって苦しむ村の少年剣士・タツミが、殺し屋集団「ナイトレイド」の一員であるアカメと出会い、彼女や仲間たちと共に帝国へ立ち向かうダークアクションファンタジーだ。弱者が理不尽な死を迎える無慈悲な描写、凄惨な殺戮シーンなどが特徴的な作品。本作は2014年7月にテレビアニメ化された。

アカメが斬る!のレビュー・評価・感想

アカメが斬る!
8

タイトルなし

若き殺し屋の成長ストーリーです。
物語は貧しい田舎育ちの少年タツミが仕事を求めて大都市「帝都」に入る所から始まります。夢と希望を抱いて帝都に入ったは良いものの、帝都にあるのは金持ちや権力者が好き放題に弱者を蝕む、腐りきった社会でした。そこでタツミはひょんなことから悪名高き殺し屋集団ナイトレイドのメンバーにスカウトされてしまいます。世間では恐れられていたナイトレイドですが実は、腐りきった帝都を変え民を救おうとする信念を持った者達の集団でした。彼らは民衆を苦しめる悪党達を次々と殺し、最後は国を裏で操っていた大臣を抹殺して見事革命を起こすのです。

このアニメはストーリーの展開が早く、途中からは毎回ナイトレイドのメンバーもしくは敵の誰かが死んでいきます。ナイトレイドのメンバーは全員がとても愛情深く優しい所があって、よくメンバー同士でじゃれ合ってたりするので、そんなメンバーが死んでしまうシーンは涙なしには見れません。また、主人公のタツミは最初は感情的で未熟な部分も多いのですが、回が進む毎に精神的にも肉体的にも成長し、最後はナイトレイドのメンバーの一員としてその責務を果たそうとします。そんなタツミの成長過程もこの作品の見どころです。
次々と悪党を殺すシーンはとにかくスカッとします。またキャラクターもそれぞれ個性があって魅力的です。戦闘系や能力系のストーリーが好きな方にはお願い致しますオススメの作品です。