ハンドレッド / The 100

ハンドレッド / The 100

『ハンドレッド』とは、2014年からCWテレビジョンネットワークで放送されたアメリカのテレビドラマシリーズである。原題は『The 100』。終末もののドラマとして、若者を中心に人気を誇ったが、2020年のシーズン7の放送をもって終了した。核戦争から100年後の地球が舞台。生き残った人類は宇宙に逃れ、「アーク」と呼ばれる宇宙ステーションで暮らしていた。 しかし、人口増加と資源の枯渇という問題を前に、再び地球へ帰る必要性に迫られた政府は地球が居住可能な状態であるかを調査するため、服役中の少年少女100人を地球へと送り込む。

ハンドレッド / The 100のレビュー・評価・感想

ハンドレッド / The 100
10

アメリカの10代・20代に人気の海外ドラマ「The100」全6シーズン!一気に見たくなるスピーディーな展開!

海外ドラマThe100は、現地の若者に人気のシリーズである。
2014年にシーズン1がNetflixで公開されて以降、日本でもDVDのレンタルなど若者世代に浸透していった。

舞台は、地球上の生命をほとんど絶滅させてしまった核戦争から約100年後。
宇宙へ逃げた人間たちが住む宇宙ステーションから物語は始まる。
12個の宇宙ステーションが連結して一つの大きなステーションになり2400人が暮らしていた。
18歳以上の犯罪者は罪の重さに関わらず、宇宙空間に放り出される、未成年の犯罪者達は更生施設に監禁される。
家族、友人、政治、資源不足、様々な問題を抱える中、主人公のクラークを含めた未成年の犯罪者を100年経って放射能の影響、環境の回復を確認させる為、地球へ送り込む。

資源不足が問題になって未成年の犯罪者を回復しているかも分からない地球へ送り込むシーズン1では
実は地下施設で生き残っていた人間たちとの戦争が描かれており、恋愛模様もある。
そして、話の展開が早く、1話、2話で見るのをやめる人も中にはいるそうだが、継続して見続けると、気になって仕方ない。

人間同士の政治、恋愛、師弟関係、部族間の対立が、生々しく武力戦争で描かれているのでグロいのが苦手な人は要注意です。

2014年に始まったシーズン1から2018年のシーズン5までシーズン毎に目まぐるしく「あれ?宇宙が舞台の話じゃなかったっけ…」と思ってしまうぐらい大幅に話の肝が変わる。
宇宙から来た人間と地球で生き延びた人間の戦い、人工知能と人間の戦い、部族間の戦い、様々な戦いが描かれている中、衝撃を受けたのは、再び核ミサイルが発射され、地球が崩壊してしまうという部分がシーズンを進めて行く中にある。そして、主人公のクラークは地球に残り、生き残る。

そこで終わるのかと思いきや…100年前に宇宙船で銀河の果てに送られた極悪犯罪者たちが地球に帰って来てコールドスリープから目覚める。そして地球の取合い。仲間との再会。

シーズン5で第1章完結と表記されており、後半の展開の早さに全く理解ができなかったので3回ほど見直したのも事実。

そして2019年春にThe100シリーズが放送されるということも発覚したので期待しております。
第2章なのか、スピンオフ的なことなのか、内容は明かされていませんが…。SNSに公開された新しい画像には主人公たちの顔がありました。シーズン5まで一気に見るのをお勧めします。

前半は「え?メインの君が死ぬの?」とか「え?死んだ!!」とか展開の早さと生々しさが非常にお勧めです。何話か見てやめると損します。The100全5シーズン、是非ご覧ください