タイトルなし
Fate/stay night [Heaven's Feel] の劇場版第2章を観に行きました。
主人公の士郎は元々養父の切嗣(きりつぐ)の影響を受けて世界の多くの人を救う正義の味方、魔術師を目指すことになります。しかし、今回はヒロインの桜のために自身のポリシーである正義の味方を諦めて、桜だけの正義の味方になることを決意します。士郎は聖杯戦争(魔術師がサーヴァントを従えて、勝ち残った魔術師が聖杯を入手して願いを叶えるという内容)に参加することになり、マスターの1人として戦うことになりますが、桜も魔術師の1人として戦争の参加者であることを知ってしまいます。桜は自分の魔力を制御できず、自らが聖杯になってしまうのですが、その事態の収拾に奔走する物語です。桜の実姉の凛、そのサーヴァントのエミヤ、同じく聖杯の機能を持ち、士郎の義理の姉にあたるイリヤ、桜の使役するサーヴァントのライダー、桜の祖父の間桐臓けん、臓けんが使役するアサシン、義理の兄である慎二、士郎が失ったサーヴァントのセイバー、監督役の言峰綺礼などたくさんの登場人物が出てきます。ヒロインである桜の境遇、思いや士郎が己の信念を曲げてまで救済を誓った桜と迎える結末に着目してみてほしいです。