デビューして長い年月が経っても色褪せない。
2000年にデビューしたアンダーグラフ。
「ツバサ」がヒットするまでの2004年9月22日までは無名であった4人組ロックバンド。
キャッチコピーは「人はツバサを持つと自由になれるのですか?」。有名女優をミュージックビデオの起用し、語りからスタートする。
いつの日か、思い出すこの曲「ツバサ」はたまに聞いてみるとなんだか懐かしい。
一時期は解散したのではという人達もいるくらいだったが全国ツアーやライブ活動を中心に音楽は続けていた。
自主レーベルを立ち上げ、その年のシングル売り上げの全額を東日本大震災に寄付をしたこともある。
2012年に、メンバーの脱退。新たな再スタートをきった。
語りかけるようなタイトルも特徴的だ。
「真面目過ぎる君へ」、「素敵な未来」、「君が君らしくいられるように」、「素敵な未来」。
数々のタイトルが不思議と吸い込まれる曲になっていく。
一度は、自主レーベルで活動を行っていたが、2014年に新たなレコード会社と契約して再メジャーデビューという異例な形でスタートをきった。
アニメの曲も書き下ろし「風を呼べ」という曲も出した。
彼らの作る曲は歌詞も素晴らしい。
「ただならぬカナシミが 胸を埋め尽くし嘆いた
人はただ愛したい それだけの事なぜ奪う?
ただならぬカナシミが 胸を埋め尽くし嘆いた
僕はただ愛したい それだけの事なぜ奪う?
流れていく日常が 壊れた日々を正すように
やがて来る宣言を 待ち侘びながら生きていく」
これは「勇気ある撤退を」の歌詞だ。
カナシミだけじゃない、愛を奪ってはいけない。
流れてた日常、壊れた日々、自分での宣言をするまではがむしゃらに働く日々。また宣言を待ち侘びながら生きていったとしても、これからはカッコいい人生にしていこうということが感じられる。勇気ある撤退をしながらは人生続いていく。
そんな彼らの活動に注目だ。