ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー 大決戦

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー 大決戦

『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』とは、2011年に公開された特撮テレビドラマスーパー戦隊シリーズ『海賊戦隊ゴーカイジャー』の劇場版作品。キャッチコピーは「スクリーンでド派手に行くぜ!」。
スーパー戦隊35作記念ならびに東映創立60周年記念作品であり、『海賊戦隊ゴーカイジャー』とシリーズ前作品『天装戦隊ゴセイジャー』を中心に、歴代スーパー戦隊35組から総勢199名の戦士が登場。蘇った悪の権化・黒十字王率いる悪の軍団との対決を描いている。
歴代戦隊の戦士同士の戦闘や、テレビ本編で断片的に語られたレジェンド大戦の様子が描かれている点が見どころ。また、巨大戦では歴代戦隊の巨大メカが多数登場する。

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー 大決戦のレビュー・評価・感想

ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー 大決戦
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ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー 大決戦

この作品が公開された当時、東日本大震災が起こり、映画公開も自粛モードとなり、当初の予定よりも1ヶ月遅い公開となったことを今でも覚えている。当時海賊戦隊ゴーカイジャーでもレジェンド戦隊のオリキャスが毎週のように出演していた時期で、この作品はその集大成にもなる。
今作では初代ゴレンジャーからゴセイジャーまで、歴代34戦隊の中から大葉健二、菊地美香、和田圭市、高橋光臣、逢沢りな等がオリキャス出演している。また、今なお俳優や声優として大活躍中の千葉雄大や市道真央、山田裕貴の出世作でもある。また戦隊シリーズの映画としては歴代上映最長時間80分となっている。興行収入も9億円を記録し反響を呼んだ。
一番のみどころはやはりゴセイジャーとゴーカイジャーがシャッフルしてそれぞれの場所で敵と共闘するシーン。さらに歴代のレジェンド戦隊がどの場面でそれぞれ出演するのかも楽しみの1つ。また、中盤では歴代戦隊33戦隊が黒十字王に操られてしまい、ゴーカイジャーゴセイジャーがバトルしなければならないという前代未聞の展開があったことも印象深い。また、エンディングも特別バージョンとなっておりTVシリーズよりも1分近く長いバージョンとなっており35戦隊全メンバーが出演している。