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甘酸っぱい青春のアクションヒーロー
中高生が街を救う、世界を救うなんて話はたくさんありますが、この作品の1番の魅力は主人公2人の四角関係！マリネットはアドリアンのことが好きでアドリアンはマリネットの変身後のレディバグが好き。お互いに正体を知られてはいけない身なので、本当は両思いなのにいつまで経ってももどかしい！きっとヒーローではなかったけれど、青春時代に好きな人に好意を伝えられなかったあの経験が思い出されます。ライバルが登場したり、大きな壁があったりするので、果たしてマリネットとアドリアンは無事カップルになれるのか、これからが楽しみになるはずです。そして学校もののため、その友達もまたヒーローに新しく加入していくところもおすすめポイントです。友達の性格にあったミラキュラスをマリネットが選んで渡していきます。マリネットの頭の柔軟さと友達の魅力を引き出す演出がとても良いと思います。
また、2Dではなく3DCGならではのアクションシーンと背景のパリの街の綺麗さが物語を引き立てています。パリの街は現実にほぼ忠実に描かれており、歴史的建物や文化的な建物などのお勉強にも役立ち、パリに行った気分にさせてくれます。
ぱっと見全身タイツっぽいヒーローなのでハードルが高いですが、物語と絵のタッチが良くハマってしまうと思います。