ダブルドライブ ~龍の絆~

ダブルドライブ ~龍の絆~

『ダブルドライブ ~龍の絆~』とは、2018年の日本の映画。監督は元木隆史。出演は佐藤流司、藤田玲、木崎ゆりあなど。『ガチバン』『闇金ドッグス』シリーズ、『ボーダーライン』と世界観を共有する「AMG・アウトロームービー・ユニバース」のひとつである。スクラップ工場でバイトを始めた五十嵐純也と我妻アベル。しかし、闇金から多額の借金を抱える純也は、裏社会のルートで盗難車を換金する窃盗ビジネスに手を染めてしまう。そんな中、盗んだ高級車のトランクから、手足を縛られた謎の美女・亜梨紗を見つける。バイオレンスあり、カーアクションありのクライム映画である。

ダブルドライブ ~龍の絆~のレビュー・評価・感想

ダブルドライブ ~龍の絆~
8

グロさがあるが最後は感動します。

主人公の五十嵐純也は我妻アベルと車を通して仲良くなっていきます。五十嵐は借金返済の為に車を盗んでお金に換える生活をしていました。ある日、ある一台の車に目を止めた五十嵐は窃盗を試みますが、突然トランクから音がします。その中には手足を縛られた亜梨紗がいました。意識がない亜梨紗を家に連れて帰った五十嵐はそこから大きな問題に巻き込まれていきます。

この作品の第一印象はグロいです。殴ったり殴られたりと過激なシーンが多いですが様々な問題を解決しようと必死になる姿には感動します。
正直な感想は、終わり方がもう少し凝っていても良かったのではないかと思います。話は感動したものの、最後の終わり方が今までの物語を全て不意にしたような、あっさりしすぎる内容となっているので少し残念でした。
外車など車が主に出てくるので車好きの方や過激シーンが得意な方には楽しめる内容だと思います。

守るものの強い思いや問題を解決しようとする一心な思いにはとても感動します。
この作品は狼の掟の続編となっているのですが、五十嵐や我妻がメインで描かれているのは分かりますが、女性キャストのその後もあった方がもっと見ごたえがあったのではないかと思います。