お互い40代婚

お互い40代婚

『お互い40代婚』はイラストレーターのたかぎなおこが手掛けるコミックエッセイ。2018年にKADOKAWAから発売された。
本作は著者の結婚から出産までの4年間を描いている。アラフォー女性ならではの悩みや焦り、苛立ちや後悔がリアルに綴られており、多くの女性の共感を得た。不妊治療の経験も描かれており、不妊治療に臨む人へのアドバイスにもなっている。

お互い40代婚のレビュー・評価・感想

お互い40代婚
7

40歳同士の出会いから出産まで

作者のたかぎなおこさんが39歳から43歳の間に出会い、結婚に至り、出産し、三人家族になるまでの怒涛の流れが描かれています。
たかぎさん目線でしか描かれていないので、お相手のおつぐやんが実際どういう気持ちで結婚に至ったのか、それまで結婚していたかなどはわかりませんが、おつぐやんが穏やかほのぼので家事もする優しい人だったからうまくいったのかなーと思う内容でした。特につわりのときや出産のときなどは可哀想に思える場面も…。
結婚して2人暮らしの時はほのぼの生活で楽しそうでしたが、妊娠してからはいろいろと大変そうに感じました。二人も産まれてすぐも不安だけど、自分達がもっと歳を取って子供の体力についていけなくなるのでは…と先々のことまで考えてしまったり…。40代婚は気になるところが変わるんですね。
今まで他にも妊娠・出産のエッセイマンガは読んだことがありますが、妊娠率を上げるための妊活について知ったのは初めてかもしれないです。お金も時間もかかるし、痛いし…大変なんですね。生理は来ていても妊娠する卵子であるとは限らないとは…知りませんでした。
2人がどんどん太っていったのも気になりました。子供のためにも長生きしてほしいです。