反転世界=時空を超えた冒険
この映画は2009年に公開された、ポケモン映画12作目です。
ある日、湖でディアルガとギラティナが戦闘しているところから始まります。駆けつけたサトシ達はその2体を止めようとした時に、シーナという女性が駆けつけます、そこで、シーナは「超克せよ時空の定めを」と叫び、なにかの呪文を唱えているように見えますが、暴走しているギラティナには効き目がなかったのです。サトシがギラティナに接近すると、ギラティナは以前、反転世界で協力してくれたことを思い出してくれて、落ち着きました。そこへ、もう一度シーナは呪文を唱えるとギラティナは反転世界に帰って行きました。
その後、シーナに招かれて遺跡に来たサトシ達は、シーナから「命の宝玉」を見せてくれました。この宝玉は幻のポケモンアルセウスに返すための物のようでした。なぜなら、シーナのご先祖様のダモスがこの宝玉を返さず攻撃をしたからのようでした。遠い昔に、隕石が落ちてきてそれを破壊したのがアルセウスでした。ご先祖様のダモスは、アルセウスを助けた後、荒れ果てた村を救うために協力をしてくれましたが、宝玉を返す日になると、ダモスは返さずにポケモンによる電撃攻撃を与えたという言い伝えになっていました。そこへ突然、アルセウスが降臨し、シーナは宝玉を返却をしますが、なんとアルセウスが宝玉を破壊してしまいました。どうやら、何者かの仕業による偽物だったようでした。アルセウスは「さばきのつぶて」放とうとしたとき、ディアルガ・パルキア・ギラティナが駆けつけてくれました。果たして、本物の命の宝玉はどこにあるのか。サトシ達の時空を超えた冒険が今始まろうとします。
この映画で特に注目してたポケモンがアルセウスですね。何かダモスに裏はあったと思いますが、本当は別の何者かの仕業の可能性がありました。村を救おうと協力して宝玉を貸してくれた思いやりのシーンはグッと来ました。アルセウスの命の一部を貸してくれたから、借りたものは責任を持って返すということが大事なんだと伝わったような気がしました。自分だったらちゃんとそうする気持ちでいっぱいですね。