アイドルアニメ 感想
2018年4月から2019年9月にかけて放送された「アイカツ」シリーズ第3作で、前作スターズが新機軸開拓中心で展開していたのに対し、雰囲気的には原点回帰的な流れになっています。
今回はアイドルが2人一組の「フレンズ」を組むことで、フレンズ2人の友情(大友的には百合笑)を中心に描く成長物語的な内容で、そのため主人公も友希あいねと湊みおの2人に設定されているのが従来とは異なる特徴になっていて、2人主人公という事でどちらかと言えばプリキュアシリーズに近い印象を受けます。
アイカツシリーズでは基本的に毎回CGのライブが大きな見せ場となり、その際歌はキャラクターの声優とは別の人が担当するというのがパターンでしたが、本作では歌も声優本人が担当していて、賛否両論点になった感はありました。
2019年4月から新キャラクターを加えた「輝きのジュエル」編という第2部に突入したのですが、スターズから落ち目だった人気は本作でも回復できなかったのか、第2部は2019年9月で終了し、シリーズのキャラクターが総登場する「アイカツオンパレード」に変更になる打ち切りのような形になってしまったのが個人的にかなり残念でした。
フレンズ2人の組み合わせという、ややドラマを狭めてしまう要素があった感は否めませんが、前作スターズが全体的にキャラ同士でピリピリした緊張感があった反面、本作はそういうのが少なく、見やすいところもあり、私的にはアリだと思いました。