ちはやふる 上の句

ちはやふる 上の句

『ちはやふる 上の句』とは、2016年の日本の映画。末次由紀の漫画『ちはやふる』を、広瀬すず主演で実写映画化した2部作の前編。監督は小泉徳宏、出演は広瀬すず、野村周平、真剣佑など。幼なじみの綾瀬千早、真島太一、綿谷新の3人は、いつも「競技かるた」で遊んでいた。しかし新は家の事情で遠くへ引っ越してしまう。高校生になった千早は新に会いたい一心で「競技かるた部」を創設し、高校で再会した太一や部員とともに全国大会を目指して練習に励んでいく。競技かるたに打ち込む高校生たちの姿や、競技かるたの世界が丁寧に描かれている。

ちはやふる 上の句のレビュー・評価・感想

ちはやふる 上の句
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ちはやふる-上の句・下の句- マンガも実写の映画もオススメ!

マンガでかなりハマった『ちはやふる』。
今まで、“競技かるた”というものがあった事さえ知らなかった自分に、これだけ“かるたってカッコいい!”と思わせてくれた『ちはやふる』には感謝しています。

もともと、和歌や歌の意味・背景には興味があった方なので、マンガ『ちはやふる』での千早と奏ちゃんとのやり取りで、和歌について熱く語っている所なんかはすごく面白くて、すぐに大好きな作品になりました。

その千早と奏ちゃんが実写版でもイメージ通り!というか、キャラクターとして自分の中でしっくりハマっていて、しかもその二人が熱く語る和歌の世界が実際にアニメーションでも感じられて…ますます和歌の世界感が身近に感じられて、惹きつけられました。

千早役の広瀬すずさんが、あの前向きで破天荒な性格の千早とピッタリ合っていた所も素晴らしくて、千早と広瀬すずさんの魅力に元気をもらって、目が離せませんでした。
そして実写版では、サウンドトラックがまた素晴らしかったです。見事に『ちはやふる』の作品全体と競技かるたの勢いを、華やかに、そして鮮やかに引き立てていたと思います。

マンガの方も何巻読み進めても目が離せませんが、実写版『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』もさらに華やかで鮮やかに楽しめる事間違いなしです。