ラブ×ドック

ラブ×ドックのレビュー・評価・感想

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ラブ×ドック
8

あまり期待していなかったのに、ハマった!

吉田羊さんが番宣していたから、見に行ったラブドック。あまり期待していなかったけど、主人公の恋愛や友情の気持ちの変化にとても共感できる部分があり、謎のラブドックというクリニックの雰囲気と広末涼子の妖しさと成田凌の従業員の態度もおかしくて、物語に入り込んでしまった。
広末涼子は、良い役よりも、蓮っ葉な役をやらせるととても魅力的な女優だと再認識した。
ミックスの時の、広末涼子も良かったけど、ラブドックの広末涼子も出番少ないのにインパクト大。
野村周平も最初は軽い若者だと思っていたけど、真面目な役で、いい意味で裏切ってくれた。
大久保佳代子は、友人として出演していて、あんまり期待していなかったけど、とても良い役だった。
女性同士の友情とか、気持ちとか、よく現してあって、共感できる。
おブスの悩みや、自信の無さ、友情を1番に考えるところ、シングルマザーの悩み、仕事の悩み、主人公と反対の人生の友人が出てくることで、主人公にも友人にも、それぞれ共感できていい。
吉田剛太郎も、あやしい魅力の上司で、私は好きだ。
最近はマンガや小説の原作が多く、それはそれで嬉しいし見てしまうけど、たまには原作なしの物もワクワクして見応えがある。
吉田羊は、そのもののアラサーにしか見えず、気持ちの揺らぎや悩みを決してきれいごとにはせず、思いっきり演じてくれて、見ていて気持ちがいい。
吉田羊が出る映画は、必ず見ようと思った。