blank13

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『blank13』(ブランクじゅうさん)とは、2018年公開の映画。俳優の斎藤工が、本名の「齊藤工」名義で長編映画の初監督を務めている。映像配信サービス「ひかりTV」の配信用として企画され、当初は40分程度のコントだった。のちに齊藤の提案により、海外の映画祭へ出品できる70分の長編映画になった。放送作家、脚本家であるはしもとこうじの実体験に基づくストーリーとなっている。

blank13のレビュー・評価・感想

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映画「blank13」を見に行って。

実際に体験した放送作家さんのお話を、斎藤工さんが聞いていて、いつか物語にしようとして形にした意欲作です。
主演は、高橋一生君と決めて脚本を書いていたようです。海外での評価は高く、あるところでは、高橋一生さん、斎藤工さん、リリーフランキーさん同時に、最優秀男優賞をもらったぐらいです。若いときに世界中を旅して、バックパッカーをしていた斎藤工さんだからこそ、世界で輝けたんでしょうね。頭を良く下げる人で、自分の作品を上映してくれた映画館は、必ずといっていいほど訪れて、トークショーを開いてくれています。5月3日の日に大分駅にて斎藤工さんを見たという人がいたようですが、きっとあの小さな映画館にあいさつしにきたんだとおもいます。
映画の内容としては、死んだ父親を火葬する瞬間からはじまっており、人の生きてきた様や、どんなひとがおくやみにきてくれたかで、その人の奥深いやさしさがみえるというものでした。子供達にとっては、捨てられた父親だったのですが、こうして集まってきてくれた人々の前で、泣き出してしまい、その場にいられなくなった兄貴(斎藤工)の弟に任せていく様は、こみあげるものがあります。最後に喪主のかわりの挨拶をした高橋一生君。「それでも、大嫌いです。」と、発する言葉にはうめられない時間と言うものがあり、考えさせられました。