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バナージの行動力、オードリーの決断…1話1話に心が弾みました。
序段(1~10話)あたりは少し他のガンダムシリーズに比べてテンポの遅さを感じました。バナージのたまに見せる抜けた表情に共にアナハイム工専に通うタクヤ・レイ、ミコット・バーチは何度も疑心の気持ちがあったと思います。しかし作中に空から降ってきたオードリー・バーン(ミヤ・ザビ)と名乗る少女との出会いによりバナージは、ぽっかりと空いていた何かに目覚めされ、「ラプラスの箱」と呼ばれるユニコーンガンダムにのることでこれからの成長するんだなと思わされました。
中盤(11~20話)はユニコーンガンダムとバナージはかつてシャアと戦い続けた連邦と一緒にフル・フロンタル率いるネオ・ジオン軍との戦いが始まる。ここで大きなカギとなるのがオードリー・バーンである。彼女の出現は戦いのカギとなる「ラプラスの箱」の主要部分に携わっているからだ。中盤では両者の陣営に移動し続ける彼女だが、バナージに芽生えた想いに両軍の戦いが本格化となってきた。
終盤(21~24話)はいわば家族の絆、共に戦い続けた友の死、ガンダムに心を折られ闇落ちする仲間、そして覚醒したユニコーンガンダムに乗ってシャアの再臨とも呼ばれるフル・フロンタルとの最終決戦。このすべてが一気に訪れます。この熱い感動を得るためにもぜひ見てもらいたいです。