ラモーナのおきて / Ramona and Beezus

ラモーナのおきて / Ramona and Beezus

『ラモーナのおきて』(原題:Ramona and Beezus)とは、2010年のアメリカの映画。原作は児童文学作家ビバリー・クリアリーの人気小説『ビーザスといたずらラモーナ』。空想好きでおてんばな少女が巻き起こす騒動をキュートかつハートウォーミングに描いたファミリー・コメディである。監督はエリザベス・アレン。出演はジョーイ・キング、セレーナ・ゴメスなど。日本では劇場公開されず、2011年11月23日にDVDが発売された。

ラモーナのおきて / Ramona and Beezusのレビュー・評価・感想

ラモーナのおきて / Ramona and Beezus
8

おてんば娘に勇気がもらえる

ラモーナは、両親と姉妹の四人家族で幸せに暮らすおてんばな女の子。ある日、突然父親が失業し、ラモーナは一生懸命父親の仕事を探そうとするのですが、彼女のすること成すこと空回りしてしまいます。
ラモーナ役の子役、ジョーイ・キングがとても可愛らしいです。表情がとにかく豊かで、喜怒哀楽全ての演技が子役とは思えないほど上手です。姉役に、歌手であり女優でもあるセレーナ・ゴメスが出ているので驚きました。
映画自体はあまり耳にしませんが、結構有名な方をキャストとして使っていると思いました。主人公であるラモーナはもちろん好きですが、個人的にベアトリスおばさんが大好きです。ラモーナのお悩み相談を優しく聞いてくれるおばさんに、私も悩みを聞いて欲しくなりました。ラモーナが父親と長くて大きな紙に絵をいっぱい描くシーンは、気づかないだけで、本当はこの世界には夢や希望が沢山溢れているんだと感じました。どんな時でも家族がそばにいてくれたらきっと強くなれると思いました。そして、家族が一番大切なのだと改めて感じました。幼いながらも家族の為に奮闘するラモーナの姿にとても勇気づけられました。笑いあり、涙ありの万人受けする作品だと思います。