La'cryma Christiのおすすめ
La'cryma Christiは、90年代に一世風靡したヴィジュアル系バンドです。1991年に大阪で結成され、1997年にメジャーデビュー。2007年に解散をしていますが、その後も数回復活をしており、近年ではメンバー同士が共演する機会が増えており、近い将来ライブが観れる可能性があるかもしれないバンドです。
La'cryma Christiとは、「キリストの涙」という意味です。その名の通り、歌詞にも異国情緒あふれる物語が浮かび上がってきます。
初期の曲は宗教的な雰囲気が多く、La'cryma Christiの世界観は初期曲がまさにそれ!といった感じです。後期はハードロックが多いですが、それでもLa'cryma Christiらしさは変わっていないと感じます。
ロックな部分と異国な雰囲気を漂わせるLa'cryma Christiですが、筆者がオススメする作品は『Sculpture of Time』と『Lhasa』です。
『Sculpture of Time』は初期La'cryma Christiが全て詰まっていると言えます。90年代ヴィジュアル系の王道アルバムで、儚くも強くたくましい曲が多いです。
そしてLa'cryma Christiを語る中で『Lhasa』は外せません。全曲良いです。明るい曲から始まってロックな世界に巻き込み、途中からは段々とマイナーコードが多い楽曲に持っていかれます。特にラストの『Zambara』は心して聴いてください。意味のわからない歌詞とメロディー。何年聴いてもこの歌の答えは出ません。しかし、確実にLa'cryma Christiの魅力の虜になります。