ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>

ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>のレビュー・評価・感想

レビューを書く
ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>
10

アニメを見ていた世代にはたまらない

アメリカのコミックが原作で、80年代、90年代、00年代と日本でもアニメが放送されたシリーズのリブート実写映画化の第2弾。
ニューヨークで暮らす、亀の4兄弟が主人公。実はこの亀たち、ネズミの師匠に忍術を教えられた忍者。でもただの亀の忍者ではなくて、特殊な薬品をかけられたことで人間のようになってしまった亀なのだ。
なんと亀なのに言葉を話して2足歩行をする。この亀たちがとにかくカッコイイ!筋肉ムキムキのごつい体でヌンチャクやサイなどの武器を使って激しいアクションを披露する。

今作は前作の続編。
前作で倒したはずの宿敵シュレッダーが脱獄して、再び世界を支配しようとしていることに気づき、亀たちが全力で阻止をする。
前作にも登場したミーガン・フォックス扮するエイプリルは今回も登場。そして今作にはアニメ版ではおなじみのキャラクター、ケイシー・ジョーンズ、ビーバップ、ロックステディ、バクスター・ストックマン、クランゲが登場している。子供の頃にアニメ版を見ていた人ならテンションが上がること間違いなし。
作品の随所にアニメ版へのリスペクトを感じる演出がたくさんちりばめられている。
エイプリルがドナテロからもらったスマートウォッチには80年代アニメ版のキャラクターの顔が浮かんだり、着信音がテーマソングだったり…。さらにエンディング曲にも注目。80年代のアニメを見ていた人なら、思わず「懐かしい!」と言ってしまうだろう。
あの頃子供だった人も大人になったように、あの亀の4兄弟もちょっと大人っぽく、カッコよくなっている映画だ。