スーパーファミコンながらグラフィックの美しいスーパードンキーコングの初代ゲームについて
「スーパードンキーコング」はイギリスのレア社が開発、1994年に任天堂から発売されたスーパーファミコンのアクションゲームです。
ドンキーが自宅のバナナ倉庫に大量に貯蔵していたバナナをクレムリン軍に盗まれました。クランキーに話を聞いたドンキーは、樽に閉じ込められ、ジャングルに捨てられていたディディーを救出し、バナナを取り戻す旅に出るのでした。
本作は基本的には横スクロールのアクションで、一つ一つのステージをクリアして各エリアに一人ずついるボスを倒すと、そのエリアをクリアとなります。エリアは全部で7つあります。各エリアは特色があり、雪山のエリアの中に海のステージがあったり多彩な風景が島に広がっています。中でも「マインカートコースター」「マインカートコースター2」のみに登場するトロッコは、一度走り出すと自力で止めることはできず、金属のレールの上をゴールまで走り続けることになります。
エリアが進むにつれて難易度が高くなり、慣れない頃はエリア4辺りからつまずいていました。エリア3のボスを苦労した末に倒しても、エリア4のいくつかのステージをクリアしないとセーブポイントへたどり着けないことがきつかったです。エリア6のステージもくせ者揃いで、燃料が切れるとリフトが落下してしまうので、ジャンプしながら燃料を補充しながら進むステージ、ボーナスステージが分かりにくいステージなど様々でした。そしてラスボス、キングクルールを倒せば終わりではなく、全てのボーナスステージを見つけ出して達成率を101%にしなければなりません。
本作は1994年当時には目を見張るほどグラフィックが綺麗でした。古い作品ですがドンキーコングシリーズの原点なのでオススメです。