ピーターラビット

ピーターラビット

ピーターラビットとは、イギリスの絵本作家ビアトリクス・ポターによる児童書の主人公である。また、シリーズの総称として用いられることもある。1992年にBBCで初めてアニメーション作品『ピーターラビットとなかまたち(原題:The World of Peter Rabbit and Friends)』が放送され、日本でも人気を集めた。2018年には3DCGアニメと実写を融合した映画『ピーターラビット』が公開。

ピーターラビットのレビュー・評価・感想

ピーターラビット
10

映画『ピーターラビット』

ビアトリクス・ ポターが書いた世界で愛された有名な絵本「ピーターラビット」を実写にした映画です。うさぎの動作や動物達の毛並みを忠実に再現したCGは、鑑賞している間、本当に実在しているような錯覚に陥りますが、2足歩行のうさぎ、歌う鳥などちょっとファンタジーと現実世界が入り乱れた感じです。
映画本編は絵本のストーリーとは全く違う世界観で、野生うさぎと暮らす動物好きな女性と、うさぎが嫌いだった男性マクレガーさんの親戚の青年が引っ越してきて、ピーターラビットを通じて恋に落ちる物語といった内容でした。
ピーターラビットのモデルであるネザーランドドワーフだけでなく、最近流行りの垂れ耳ウサギのロップイヤーを友人役のうさぎに起用したり、うさぎが好きな人にはたまらない映画になってます。声優も最近話題の若手俳優を抜擢するなどしておりますが、特別演技が下手というわけでもないので、違和感なく世界観に浸る事ができました。
また最後には、うさぎを飼っている方々の写真をエンドロールに流すと言ったサプライズが用意されており、癒されるコーナーが待っているので2倍楽しめます。
まさにうさぎ好きによるうさぎ好きの人達に向けた映画といっても間違いありません。