とある魔術の禁書目録III

とある魔術の禁書目録III

『とある魔術の禁書目録III』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とするJ.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメの第3期目の作品である。ライトノベルの売れ行きもよく第1期及び第2期のアニメも好評であったことから、2018年10月から2019年4月まで全26話がAT-Xほかにて放送された。前作2作に引き続き、上条当麻と禁書目録(インデックス)を中心に科学サイドと魔術サイドとの関係性を描いている。

とある魔術の禁書目録IIIのレビュー・評価・感想

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とある魔術の禁書目録III
7

小説でも人気のストーリーをアニメ化

とある魔術の禁書目録の第三期としてアニメ化された今作ですが、二期の放送から長く待ったかいのある内容になっていると言えます。
小説でも人気の高いストーリーと、アニメならではの進め方が合っていて、作画やテンポも良く各話ごとに見どころがたくさんあります。主人公の能力や黒幕など核心に迫る展開が多いので、小説や漫画を見ていない方はぜひ見るべきだと感じました。個人的には第一期から見返すのがおすすめですね。前回のアニメ放送からかなり時間が空いたので、細かい流れや登場人物の相関関係などを忘れていると問題があります。内容が重いので用語や立場を理解しておきたいですし、全てが繋がっているので一気に見るのもよいでしょう。
今回も2クールでの放送が予想されますが、第三期から見始めると話しについていけないと思います。実際に、第一話終了後のレビューでは面白いと感じなかった方もいるようだったので、世界観については下調べしておくべきですね。また、アニメのOPやEDについてはこれまでほど良いとは感じませんでした。とあるシリーズは主題歌が良いのも特徴なのですが、そこに関しては今回は期待できないかもしれません。ただ、全体的には上手くまとまっているので、作品のファンなら見るべきだと思います。