Fateファンなら見て損はありません!
この作品は原作ゲーム「Fate/stay night」の最終ルートを元にしていて、Fateルート、UBWルート(ufo版)の映像作品を見なければ序盤の場面は理解出来ないようになっています。二つの映像作品と比較すると、グロテスクな場面が多く陰鬱な雰囲気があります。しかし、他の映像作品ではあまり描かれていなかった間桐桜の日常と清楚な性格、そこに秘められた少女の闇が魅力的に描かれています。あの大人気アニメ「鬼滅の刃」を生み出したufotableさん特有である作画の細やかさ、美しさも存分に発揮されています。その中でも雪が降るシーンの美しさ、Twitterを賑わせているFate/Grand Orderにも登場するランサーVSアサシンの戦闘シーンの迫力は一見の価値ありです!また最初の方にある、主人公の士郎と桜、慎二の弓道場でのシーンは原作には一切ない新規のシーンです。なのでこちらも是非ご覧下さい。藤村大河の描写やイリヤ&バーサーカーVSセイバーのシーン、ライダーVSセイバーのシーンも見応え十分です。
この作品は三部作なので、衝撃の事実が判明する二章のII.lost butterfly(PG-12)、最終章のⅢ.spring songも是非観てください。