遊☆戯☆王5D's / 遊戯王5D's / Yu-Gi-Oh! 5D's

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遊☆戯☆王5D's(ファイブディーズ)とは、2008年4月2日から2011年3月30日までテレビ東京系列で放送されたアニメ作品。
本作は週刊少年ジャンプ40周年、Vジャンプ15周年記念作品でもある。
主人公「不動遊星」を中心とした「絆」を描いている。

遊☆戯☆王5D's / 遊戯王5D's / Yu-Gi-Oh! 5D'sのレビュー・評価・感想

遊☆戯☆王5D's / 遊戯王5D's / Yu-Gi-Oh! 5D's
8

バイクの乗ってデュエルするクールに見えて超熱血系遊戯王

遊戯王といえば、遊☆戯☆王デュエルモンスターズを思い出す方が多いと思いますが、お勧めしたいのは第3作目にあたる遊☆戯☆王5D'sです。一応世界観は遊☆戯☆王デュエルモンスターズとつながっており、世界観が同じなのはこの作品までです。これ以降の作品は別の世界観で行っております。
初めてこの作品をご覧になる方はとっつきにくいかもしれません。なぜなら最初、主人公があまりしゃべらず、大きな動きがありません。ただ一区切りつく26話終了から、一気に物語が動き出します。27話から始まるダークシグナー編と呼ばれる話では、主人公である不動遊星が立ち向かう運命、そして闘いの中で紡がれていく絆があります。そんなダークシグナー編が終えると、所謂世界大会に出場するための準備の話になります。ここではギャグ回や日常回、伏線ばら撒き回などキャラクターや物語の掘り下げていきます。その中で伝説とされているのは、クラッシュタウン編です。ここでは7回にわたってシュールなギャグ回が繰り広げられます。デュエルで世界が滅ぶようなアニメなのにキャラの一人が「たかがデュエルだ…」という問題発言をしたり、悪役が負けそうになって爆弾を取り出し「こいつでお前らごと吹っ飛ばしてやる!!」で爆発して、主人公たちが吹っ飛ばされるのはわかりますが、爆弾を投げた敵もなぜか吹っ飛んでます。極めつけはクラッシュタウン編が終わる回の次回予告で主人公たちのセリフで「俺たちの満足はこれからだ!!」。なおこのセリフは劇中では言いませんでした。そして4人で揃ってこのセリフを言っていましたが、アフレコ一発で成功した逸話があります。
このクラッシュタウン編が終わると、世界大会編が始まりかなりの熱血路線になります。世界大会編が終わり、その後はアーククレイドル編と呼ばれるボスラッシュ&ラスボス戦があります。敵組織も固い絆で結ばれており、大変かっこいいです。ラスボス戦はとんでもなく熱い戦いになります。
ラスボス後、3話エピローグありそこで主人公は、仲間であり最大のライバルと決着をつけに行きます。この戦いもまた熱いです。たくさんの人々の未来のために戦ってきた主人公が最後自分のために、自分自身の未来を決めるために戦うのは圧巻です。
遊☆戯☆王5D'sはギャグあり涙あり熱血ありほんの少し恋愛要素ありの大変お勧めできる作品となっております。

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8

融合の2番目に好きなシンクロ。

このアニメは2008年に放送されていた、遊戯王シリーズの3作目です。
主人公も前作「遊戯王デュエルモンスターズGX」の遊城十代から不動遊星にバトンタッチされました。
舞台は初代「遊戯王デュエルモンスターズ」の数年後の未来です。ちなみに、不動遊星はシリーズ史上、最もクールで頭が良いい主人公です。デッキの内容はモンスターの攻撃力が非常に低いカードが多く、一見不利なデッキに見えますが、この時、新たに導入されたシンクロ召喚で攻撃力が高くなるという戦略が注目を浴びました。
この時のデュエルはバイクに乗って「ライディング・デュエル」するという対戦方法でした。専用バイク・Dホイールというデュエルディスクを使った最新式の対戦です。この場合、普通の魔法カードは使用できず、専用の魔法カード「スピードスペル」と、フィールド魔法「スピードワールド」を使うことになっています。このアニメの見所は、遊星のエースモンスター「スターダスト・ドラゴン」というシンクロモンスターが登場する場面ですね。召喚されるシーンも綺麗ですし、華麗に舞うスターダストは輝いていました。
このアニメを見て僕はシンクロが好きになってしまいました。シンクロモンスターまでは、パックやカードショップで買うこともあります。ライディングデュエルはバイクに乗ってデュエルをするので、さすがに危ないと思いますし、実際はできませんね。その世界観は想像以上に広いので、遊戯王はここまで進化しているんだなと思いました。