ふたりモノローグ

ふたりモノローグ

『ふたりモノローグ』とはツナミノユウ原作の日本のラブコメディ(百合)漫画である。2016年から2018年までコミック配信サイト『サイコミ』にて掲載され、2017年には実写ドラマも配信された。根暗で地味な女子高生・麻積村ひなたはある日、隣に座るクールなギャルが小学生時代の親友・御厨みかげだということに気づく。ひなたは昔とは全く変わっていたみかげに動揺しながらも、また友達になりたいと思っていた。見た目も性格も正反対な二人がお互い相手を想うあまりにすれ違い続ける新感覚学園ラブコメディ。

ふたりモノローグのレビュー・評価・感想

ふたりモノローグ
8

オタクとギャルのスレ違いが笑える

数年ぶりに再会した親友がギャルになっていた!
小学校の時に気まずい別れ方をしてしまったけど再会できたのだから、仲良くしたいオタクの「ひなた」と、友達以上の関係になりたいクールなギャルの「みかげ」の二人のスレ違いモノローグで話が進んでいきます。
ふたりモノローグというタイトルの意味が、読むとなるほど!と思います。
純粋な「ひなた」と、ひなた至上主義の「みかげ」、そこに個性的な友人も続々と登場して2人の関係はどうなっていくのか、楽しみながらスイスイ読んでいくことが出来ます。
友人たちもキャラが立ちすぎてる濃ゆい人達ばかりで、友人同士の絡みも面白いです。
絵柄が独特なので好き嫌いが分かれるかなと思いますが、読んでいくうちに慣れると思います(私はそんな得意な絵柄ではなかったですが、ストーリーが面白くて気にならずに読めちゃいました)。
ほぼ毎回披露してくれる「みかげ」の顔芸も必見です。
コミックスの表紙は浮かし彫りのような仕様になっていて角度を変えてみると色々なのが浮かんで見えて面白いです。
表紙カバーの裏にオマケ漫画が載ってます。
本編ネタの漫画なので、本編の内容を読んでからカバーをめくって読むことをオススメします。