デビルズライン / Devils' Line

デビルズライン / Devils' Line

『デビルズライン』とは、花田陵による日本の漫画、及びそれを原作とするアニメ作品。講談社出版「月刊モーニングtwo」より2013年5月号から連載されている恋愛要素ありのダークファンタジーである。舞台は鬼と人が共存する日本。主人公の安斎結貴は人と鬼のハーフの刑事で、鬼の事件の捜査をしている中、大学院生の平つかさに出会う。惹かれ合う二人だったが、鬼の抹殺を企てる「CCC」や、それを裏で操る黒幕の陰謀にのみ込まれていくのであった。

デビルズライン / Devils' Lineのレビュー・評価・感想

デビルズライン / Devils' Line
7

続編に期待

原作は1巻しか読んだことが無い状態でアニメを見ました。
異種族の男性と、大学生の女の子の恋愛ストーリですが、サスペンス・ミステリー・ホラーなど様々な要素が詰め込まれています。
出てくる登場人物に魅力があり、謎の多いストーリー展開に引き込まれました。
参加している声優陣もとても豪華で、主人公演じる松岡禎丞さんは、とにかく演技が上手いなと感心しました。エンディングの宮野真守さんの楽曲も素晴らしく、デビルズラインの世界観をとても良く現した名曲だと思います。

しかし肝心のアニメが、明らかに尺が足りておらず、主人公の生い立ちや、組織の謎など殆どの謎が解明しないまま1クールで終わってしまいました。おそらく続編が制作されると思いますが、視聴していた者としてはとてつもない物足りなさを感じました。また時々ある作画の乱れや、動きの粗さが少し気になりました。すごく良いシーンで絵が変だったりすると残念なので、もうちょっと気合入れて描いて欲しかったなと思いました。
それ以外は特に問題なく、アニメとしては良作に入る作品だと思います。かなり恋愛要素が強く、流血描写も多めなので、多少人を選ぶ要素はあると思いますが、色々な人に見て欲しい作品だと思いました。