ビヨンセ / Beyonce

ビヨンセ / Beyonce

ビヨンセ(本名:ビヨンセ・ノウルズ・カーター)は、アメリカのシンガーソングライターでありダンサー。音楽プロデューサー、女優でもある。生年月日は1981年9月4日で、出身地はテキサス州ヒューストン。「B」「Queen Bey」という愛称で親しまれている。彼女はR&B音楽グループ「デスティニーズ・チャイルド」のメンバーで、グループではリードボーカルとプロデューサーを務めた。ソロデビューからアルバム6作品が連続して全て初登場1位を獲得した、女性初のアーティストとして知られている。

ビヨンセ / Beyonceのレビュー・評価・感想

ビヨンセ / Beyonce
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世界中の女性を牽引するディーヴァ

世界を代表するウーマンパワーの持ち主と言えば、ディーヴァ「ビヨンセ」を想像する人は少なくないだろう。
彼女が発信する全てのものがウーマンパワーに繋がる。ビヨンセの音楽には、女性に向けた力強いメッセージが込められており、彼女の存在感が女性に立ち上がる力をくれると言っても過言ではない。
音楽、ファッション、メイク、それらが女性の力強さと直結している。
男性に媚びない女性として存在する。そんな印象を与える。
多くの女性はビヨンセを見て、素敵だと感じるだろう。自分では出来ないことをやってのける強さに惹かれているのではないだろうか。ビヨンセのようになりたいと願うが叶わないと諦めてしまう。そう思わせるのがビヨンセである。
そして、時折見せるキュートな一面も印象的だ。力強さの中に、はにかむような笑顔がとても可愛らしく見える。力強さと可愛らしさは、正反対にあるものだが、ビヨンセは当たり前のように持ち合わせている。または、力強い女性像の中に、隠し味のように可愛らしさがあるからより引き立つのだ。
ビヨンセのウーマンパワーの秘訣は、力強さとキュートさなのかもしれない。

ビヨンセ / Beyonce
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世界的に人気の歌手Beyonceのアルバム『RENAISSANCE』

約6年ぶり7作品目となるアルバムで、16曲収録されています。輸入盤は7月29日に先行発売されました。日本盤は、9月14日に発売。CDだけでなく、Tidal、Apple Music、Spotify、YouTubeなど音楽配信サービスでも配信されました。
PVはもちろん、曲もとても良いです。ビヨンセが全曲にエグゼクティヴプロデューサーとして参加。また、ジェイ・Z、ザ・ドリーム、ドレイク、ラファエル・サディーク、ラビリンス、ラッキー・デイ、シド、スクリレックス、ホニー・ディジョン、グリーン・ヴェルヴェット、サブリナ・クラウディオらがプロデューサーとして参加している、豪華なアルバムです。
特に「HEATED」は、ドレイクが作曲に参加していることでも注目されました。今までの曲の雰囲気とは少し違い、ビヨンセの力強い歌声と社会派なPVは色々と考えさせられます。

プライベートでは2児の母ということもあり、母の力強さも感じます。
また、先行シングルで発売された「Break my soul」は、オバマ元大統領もよく聞いていた歌だそう。
世界中にファンが多いビヨンセのアルバム、必聴です。

ビヨンセ / Beyonce
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トップに君臨するスーパースター

ミュージックシーンに君臨する女王として世界から注目と賞賛を浴びるビヨンセ。彼女が新作をリリースするたびに話題騒然となります。メディアやライブで見せる姿は常に威風堂々としていますが、実は繊細な優しい心を持ち、謙虚な性格であることもよく知られています。しかし、仕事に対しては厳しい姿勢を貫き、妥協を許さずに最高のものを求めるプロフェッショナルです。

作品には女性アーティストとして、同じ女性達を力づける曲が多く、世界中の女性の憧れの存在となっています。デスティニーズ・チャイルド時代の曲『インディペンデント・ウーマン』のように若い頃から経済的に自立し、男性に依存することのなかったビヨンセ。心の面でも、パートナーを愛しつつ、でも強く自分自身を持つことを歌ってきました。

しかしそこから更に成長を遂げたビヨンセはフェミニスト的な女性讃歌だけではなく、もっと広い意味での人間愛を持った曲を発表をするようになり、男女の壁を越えて訴えかけています。そこには、夫Jay-Zとの間の愛が大きく影響しており、あまりプライベートを語らない二人ですが、ビヨンセが彼を尊敬して愛する気持ちは有名です。そんな夫への一途な愛も彼女の素晴らしい魅力の一つです。