きみはいい子

きみはいい子

『きみはいい子』とは、2012年に出版された中脇初枝による小説である。大阪の育児放棄事件をきっかけに執筆され、どこにでもある新興住宅地を舞台に、章ごとに異なる語り手の視点で描かれている。児童虐待を「される側」と「する側」の両方の心の問題を丁寧に描き出し、書店員からも高く評価され、2013年には本屋大賞4位ランクインや第28回坪田譲治文学賞を受賞した。2015年に呉美保監督により映画化。高良健吾が主演、尾野真千子がヒロイン役として出演した。

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